SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和4年度医療、福祉神奈川県

吸収式冷凍機をマルチエアコンに替え、空調のCO2を46.5%減らす

独立行政法人国立病院機構

成果空調系統のCO2排出量が161t-CO2/年から2024年の目標で46.5%減る計画で、事業場全体では7.6%減る見込み。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 老朽化した空調設備の更新と、重油由来のCO2削減を同時に進めた。
  • 吸収式冷凍機を高効率ヒートポンプに替え、大型から小型までのエアコンを組み合わせて導入した。
  • 集中コントローラーによる運用改善も自主的な対策として加えた。
  • CO2削減に加え、温度設定の細分化や保守費の削減も見込んでいる。

事業者のプロフィール

事業者名独立行政法人国立病院機構
所在地神奈川県
業種医療業(病院)
相談先ダイキン工業株式会社

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 老朽化と重油によるCO2排出空調設備は30年が経過して故障が増えていた。吸収式冷凍機は蒸気ボイラーでA重油を使うため、CO2排出量も多かった。

やったこと

  1. 冷凍機をヒートポンプへ更新吸収式冷凍機を高効率なヒートポンプに替えた。対象棟には1,126kWの機器を1台入れた。
  2. マルチエアコンの導入ビル用マルチエアコンを106kW、90kW、73kWで各1台入れた。業務用マルチエアコンは計161.6kW、22台を設置した。
  3. 運用の改善集中コントローラーの機能を使って空調の運用を見直した。別の病棟にも高効率パッケージエアコンを自主的に導入した。
  4. 進め方:支援機関の紹介支援機関の紹介で補助事業を知り、2021年12月に活用を決めた。2022年5月に申請し、同年12月に事業を完了した。

補助金を使った経費

  • ヒートポンプ吸収式冷凍機の更新、1,126kW、1台ビル用マルチエアコン3台業務用マルチエアコン22台経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 事業場全体のCO2排出量は1,847t-CO2/年から1,707t-CO2/年へ、7.6%減る計画である。
  • 空調系統のCO2排出量は301t-CO2/年から161t-CO2/年へ、46.5%減る計画である。
  • エネルギーコストは年間約430万円の削減になる見込み。
  • 温度設定をきめ細かくでき、冷暖切り替えの手間とメンテナンス費用も減る。

事業者の声

国が掲げるカーボンニュートラルへ向けて、補助金の活用によって前進出来たことは、大きな意義があると考えます。

医療に求められる役割を担うことはもちろんですが、長期的な環境への配慮も事業者として当然の責務です。

神奈川県の病院(医療業)
出典・注記

相談先と計画づくり

その他ダイキン工業株式会社

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