この事例のポイント
- 既に導入していたEMSの制御ポイントを見直し、効率のよい省エネ対策を実施した。
- 空調機と二次ポンプは建物全体の電力量のうち約28%を占めており、対象範囲が大きかった。
- 省エネ率6.5%、削減コスト年368万円、CO2削減112.3t-CO2/年の効果を得た。
事業者のプロフィール
| 法人番号 | 6020005003107 |
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| 所在地 | 神奈川県横浜市西区 |
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| 業種 | 医療業 |
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課題と取り組み
抱えていた課題
- 空調機・二次ポンプの電力量が大きい建物全体の電力量のうち、空調機と二次ポンプの電力量合計が約28%を占めていた。
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やったこと
- 事業の内容病院で既に導入していたEMSの制御ポイントを見直し、空調機と二次ポンプの省エネ対策を実施した。対象は床数410床、診療科目33科の総合病院である。
- 空調機・給排気ファンの制御スケジュールによる発停制御に加え、CO2濃度による発停制御を導入した。空調機はインバータを導入し、変風量制御とした。
- 二次ポンプの制御吐出圧による出力制御から、負荷流量計測による推定末端圧制御に替えた。
- 給排気ファンの運転給排気ファンの運転スケジュールを見直し、機械室系統の室内温度を計測して判断するようにした。
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補助金を使った経費
- 空調機変風量制御INVユニットポンプ推定末端圧制御コントローラー経費の区分:設備費
事業の効果
- EMS導入による省エネルギー量は256.4kl/年、省エネ率は6.5%となった。
- EMS導入による削減コストは368万円/年、CO2削減効果は112.3t-CO2/年となった。
- エネルギーコストの低減と、高度で良質な医療の提供の継続を両立できた。
受けた国の認定・補助金
補助金・助成金
- 新型コロナウイルス感染症患者等入院受入医療機関緊急支援事業補助金厚生労働省・1,800万円・2023年2月
- 医療施設運営費等補助金(看護師の特定行為に係る研修機関導入促進支援事業)厚生労働省・44万円・2023年2月
- 新型コロナウイルス感染症患者等入院受入医療機関緊急支援事業補助金厚生労働省・7,200万円・2022年3月
- 新型インフルエンザ流行期における発熱外来診療体制確保支援補助金(インフルエンザ流行期に備えた発熱患者の外来診療・検査体制確保事業)厚生労働省・1,976万円・2021年3月
- 新型コロナウイルス感染症患者等入院受入医療機関緊急支援事業補助金厚生労働省・4,979万円・2021年3月
事業者の声
2020年のコロナ禍における緊急事態宣言以降、医療機関の運営環境は激変し、受診患者数の減少、医材調達コストの上昇が経営を圧迫しました。そのような環境の中で病院運営を安定して継続するには、エネルギーコストの低減は課題の一つでしたが、今回の補助金事業を活用したことで、効率的な省エネ対策とエネルギーコストの低減を両立することができました。それにより当院の理念である、高度で良質な医療の提供を継続することができたと考えております。
神奈川県の医療業
出典・注記