SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和4年度製造業福井県

LPGボイラーを木質チップボイラーに替え、CO2を約37%減らす

セーレン株式会社

成果事業場全体のCO2排出量を12,206t-CO2/年から7,702t-CO2/年へ、36.9%減らす計画である。

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この事例のポイント

  • プロセス側のベース蒸気量を木質チップ焚きボイラーに切り替え、燃料費とCO2の両方を減らす。
  • LPG焚き1,254kWの3台から、木質チップ焚き3,762kWの1台へ更新した。
  • 染色条件の最適化と見える化を組み合わせ、エネルギーロスを減らす。
  • 補助ありで投資回収は約6年、補助なしでは約9年と見込む。

事業者のプロフィール

事業者名セーレン株式会社
所在地福井県
業種繊維工業
相談先ふくいエネルギーマネージメント協会

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 燃料高騰とCO2削減への対応LPG焚き蒸気ボイラーで熱を供給しており、化石燃料の高騰とCO2削減への対応が求められていた。
  • 染色条件が未最適従来から使う染色の時間・温度変化プログラムは、最適化されていなかった。

やったこと

  1. 木質チップボイラーへの更新LPG焚き蒸気ボイラー1,254kWの3台に代え、木質チップ焚き蒸気ボイラー3,762kWを1台入れた。プロセス側のベース蒸気量を賄い、燃料費とCO2を減らす。
  2. 染色カムの最適化適正な染色カム(時間・温度変化プログラム)を設定し、見える化してエネルギーロスを減らす。
  3. 情報収集社内のCゼロプロジェクトチームによる調査と、ふくいエネルギーマネージメント協会への参加で情報を集めた。

補助金を使った経費

  • 木質チップ焚き蒸気ボイラー1台経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 事業場全体のCO2排出量は12,206t-CO2/年から7,702t-CO2/年となり、36.9%減る計画である。
  • 主要システム(蒸気)系統のCO2排出量は10,867t-CO2/年から6,363t-CO2/年となり、41.4%減る計画である。
  • 木質バイオマスボイラーによるCO2削減量は4,396t-CO2/年である。
  • 染色機の染色カム最適化によるCO2削減量は108t-CO2/年である。
  • メンテナンス費は増えるが、化石燃料の削減でトータルコストは大幅に減らせる見込みである。

事業者の声

脱炭素の企業活動の1つとして今回のバイオマスボイラーへの転換が、社会に貢献できる事業と考えています。

福井県の繊維工場
出典・注記

相談先と計画づくり

その他ふくいエネルギーマネージメント協会

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