グリーンリカバリーの実現に向けた中小企業等のCO2削減比例型設備導入支援事業(GR事業)令和3年度宿泊業、飲食サービス業宮城県

重油ボイラーをヒートポンプに替え、CO2を年157t減らす

有限会社小松館

成果年間のCO2排出量を157t減らし、エネルギーコストを年約320万円下げる見込み。

省エネ・脱炭素に使える公募中の補助金 313件を見る

この事例のポイント

  • 給湯系統と昇温系統を、それぞれ別の種類のヒートポンプに電化した。
  • 宿泊業のため、給湯が足りなくなる事態に備えて従来の重油ボイラーも併用する。
  • 貯湯槽に蓄えた湯をピーク時に使い、デマンドを増やさずに電化できる。
  • 補助ありの投資回収は約6年で、補助なしの約10年より短い。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社小松館
所在地宮城県
業種旅館(宿泊業)
相談先株式会社スマート・リソース

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 重油ボイラーのCO2排出が多い燃料にA重油を使うボイラーのCO2排出量が多く、削減が求められていた。

やったこと

  1. 制約:給湯が枯渇するリスク宿泊業として給湯切れを避けるため、従来の重油ボイラーも稼働させる(補助対象外)。
  2. 給湯系統の電化給湯系統は30kWのヒートポンプ給湯機4台に替えた。
  3. 昇温系統の電化昇温系統は40kWの循環加温ヒートポンプ2台に替えた。
  4. 工夫:運用面の省エネ開放型貯湯槽に蓄熱し、デマンドのピーク時はヒートポンプ給湯機を止めて貯湯槽から供給する。昇温は外気温や集客状況に合わせて温度設定や停止時間を変え、放熱ロスを抑える。

補助金を使った経費

  • ヒートポンプ給湯機30kW4台循環加温ヒートポンプ40kW2台経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 対象設備のCO2排出量を年107t減らし、削減率は59.6%になる見込み。
  • 温水ボイラーからヒートポンプへの変更で、年間157tのCO2を削減する。
  • 事業所全体に占めるCO2削減率は22.6%。
  • エネルギーコストを年約320万円減らす見込み。
  • 投資回収年数は補助ありで約6年、補助なしで約10年。

事業者の声

今回の改善策は、重油焚きボイラーからヒートポンプへの更新を行い、低減活動を促進するもので、補助事業を受けて良かったと理解しています。

今後も様々な低減活動を継続して行くことが大事だと認識しています。

宮城県の旅館
出典・注記

相談先と計画づくり

民間の専門家株式会社スマート・リソース

同じ業種の採択事例

宿泊業、飲食サービス業の事例をすべて見る