SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和6年度宿泊業、飲食サービス業北海道

μCGSと燃料転換で温泉宿のCO2を22.4%減らす

マウレ山荘

成果CO2排出量を22.4%削減する見込みで、エネルギーコストは年約593万円減る。

省エネ・脱炭素に使える公募中の補助金 313件を見る

この事例のポイント

  • 規模に合う小型のμCGSを入れ、発電の排熱を給湯・暖房に生かした。
  • A重油からLPGへ燃料を替え、熱源機器も高効率なものにした。
  • 補助対象外だった照明のLED化も、これを機に進められた。
  • LPGは煤が出にくく、伝熱面の汚れによる効率低下を防げる。

事業者のプロフィール

事業者名マウレ山荘
所在地北海道
業種宿泊施設

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 老朽化とコスト熱源機器と照明器具が古くなり、省エネ、CO2削減、エネルギーコスト削減が求められていた。

やったこと

  1. μCGSと温水ヒーター発電端45.7kWの小型μCGSを入れ、排熱を給湯・暖房に使った。A重油焚き930kWの温水ヒーター2台に代えて、LPG焚き581kWの真空温水ヒーター2台を導入し、負荷を下げた。
  2. 冷温水発生機の更新冷温水発生機を高効率機器に替え、A重油焚きからLPGへ燃料を転換した。
  3. 照明のLED化蛍光灯をLED照明に替え、消費電力とCO2排出量を減らした。
  4. きっかけ:情報の入手老朽化対策とCO2・コスト削減を考える中で、協力会社から補助事業を紹介された。

補助金を使った経費

  • マイクロコージェネレーションシステムμCGS真空温水ヒーター2台冷却塔一体型冷温水発生機経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 年間のCO2排出量は978t-CO2から759t-CO2へ、22.4%減る見込み。
  • エネルギーコストは年約593万円減る。
  • 投資回収年数は補助ありで約17.3年、補助なしで約25.1年となる。
  • LPGへの転換で煤が減り、伝熱面が汚れにくくなって効率低下を防げる。

事業者の声

既存熱源設備の老朽化により、設備更新の検討をしていたところ、補助金を活用した本事業を知り活用させていただき非常に助かりました。

燃料を重油からLPGへ転換し、高効率CGSと熱源設備の導入により、CO2削減に大きく貢献できたと思います。

また、補助対象外工事ではありますが、本事業をきっかけに、一部未実施であった照明のLED化も実施できました。

北海道の宿泊施設
出典・注記

今後の展望

2025年までに基準年度比20%以上の削減を目指し、2050年に向けて排出量を可能な限り減らす。

同じ業種の採択事例

宿泊業、飲食サービス業の事例をすべて見る