SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和3年度農業、林業富山県

老朽空調を高効率機に替え太陽光も導入、CO2を2割減

株式会社森の環

成果工場全体で年461t-CO2を減らし、基準年度比19.8%の削減を見込む。

設備導入に使える公募中の補助金 581件を見る

この事例のポイント

  • 年間を通じて空調が必要な工場で、老朽化した熱源を高効率機に入れ替えた。
  • 電化で増える電力消費を、太陽光発電との組み合わせで補う計画にした。
  • 設備導入に加え、照明・換気・空調設定の運用改善3件も同時に進めた。
  • 別工場での太陽光導入の経験が、再エネ活用の判断につながった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社森の環
所在地富山県
業種きのこ菌床の製造(耕種農業)

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 設備の老朽化工場の設備の老朽化が進み、更新が必要になっていた。年間を通して空調が必要な事業でもあった。

やったこと

  1. 高効率空調の導入既存の吸収式冷温水発生機2基を、ビル用マルチエアコンと空冷ヒートポンプ式スクロールチラーに更新した。
  2. 太陽光発電の設置工場の屋根に太陽光発電パネルを設置した。電化で増える電力を補い、屋根の断熱による空調負荷の低減も見込む。
  3. 運用改善駐車場灯の点灯時間、恒温倉庫の換気ファンのインバータ設定、中間期の空調設定温度を見直した。
  4. 進め方:支援機関と計画づくり支援機関に計画策定を依頼し、太陽光と組み合わせた改善提案を受けて申請を進めた。

補助金を使った経費

  • ビル用マルチエアコン空冷ヒートポンプ式スクロールチラー太陽光発電設備経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 工場・事業場全体で年461t-CO2を削減し、基準年度比19.8%減となる見込み。
  • 空調システムでは年454t-CO2を削減し、75.9%減となる見込み。
  • エネルギーコストを年約1,400万円削減できる見込み。
  • 投資回収年数は補助ありで約11年、補助なしで約16年の見込み。
  • 換気ファンの回転数を下げることで、設備負荷が減り機械の寿命延長も期待できる。

事業者の声

当社の事業は365日空調を必要とするので、高効率空調機を選定し既存の吸収式冷温水発生機2基を更新した。

また同時に工場の屋根に太陽光発電のパネルを設置し高効率の空調機との組み合わせによって空調負荷を下げられるように計画した。

補助金を活用することで、支援機関の協力も得て大規模な設備更新を計画することができました。

支援機関に計画策定を依頼したため、申請もスムーズに進みました。

富山県のきのこ菌床製造工場
出典・注記

今後の展望

2050年に基準年度比50%削減を目指し、オール電化と再エネ設備の拡大を進め、RE100加盟企業を目指す。

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