SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和3年度医療、福祉北海道

病院の温水ボイラ燃料転換と空調更新でCO2を15%削減

社会医療法人北海道恵愛会

成果令和5年度までにCO2を年227t削減し、基準年度比15.1%減を見込む。

省エネ・脱炭素に使える公募中の補助金 313件を見る

この事例のポイント

  • 設備の老朽化に合わせ、燃料転換を含めて比較検討したうえで応募した。
  • 高効率機器の更新に加え、4件の運用改善で削減効果を広げた。
  • 温水ボイラの燃料転換だけで年135tと、削減量の最も大きな部分を占める。
  • 複数台のコンパクト型機種を入れて、故障リスクを分散した。

事業者のプロフィール

事業者名社会医療法人北海道恵愛会
所在地北海道
業種病院

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 設備の老朽化設備の老朽化が進んで更新が必要な時期に、支援機関から補助事業の紹介を受けた。

やったこと

  1. 温水ボイラの燃料転換温水ボイラを更新して燃料を転換し、年135tのCO2削減を見込む。コンパクト型機種を複数台入れて故障リスクを分散する。
  2. 空調・熱源機器の高効率化高効率水冷チラーと高効率ガスヒートポンプエアコンに更新した。
  3. 運用改善冷却水設定温度の適正化、冷水送水温度の緩和、温水ボイラ空気比の適正化、ボイラ運転時間の短縮の4件を実施した。
  4. 工夫:病院環境への配慮病院という環境を最優先に考え、高効率で省エネ効果の高いシステムを構築した。

補助金を使った経費

  • 温水ボイラ高効率水冷チラー高効率ガスヒートポンプエアコン経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 令和5年度のCO2削減量は工場・事業場全体で年227tとなり、基準年度比15.1%減を見込む。
  • 加熱システムでは年215tを削減し、削減率は36.5%となる。
  • エネルギーコストは年約330万円削減できる見込み。
  • 燃焼時の煤の発生が減り、病院の環境改善とメンテナンス作業の軽減が期待できる。
  • 投資回収年数は補助ありで約17年、補助なしで約26年となる。

事業者の声

病院という環境を最優先に配慮して高効率で省エネ効果の高いシステムを構築した。

補助金を活用することで、温水ボイラーの燃料転換と老朽化した空調機器等の更新を計画することができました。

地域の環境リーディング病院として活動しています。

病院職員の環境意識の高まりに応えることもできました。

支援機関に計画策定を依頼したため、計画策定から申請までスムーズにでき、設備の導入も計画通り進捗しました。

北海道の病院
出典・注記

医療、福祉のほかの採択事例

医療、福祉の事例をすべて見る