洗濯設備を更新しEMSで運用改善、省エネ率35.1%

成果事業所全体のエネルギー使用量を35.1%(省エネルギー量321.3kl/年)削減した。

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この事例のポイント

  • 洗濯工程で排温水を使い、従来は高圧でしか使えなかった排蒸気を低圧でも使えるようにし、エネルギーをカスケード利用した。
  • 排蒸気の再利用などで、洗濯工程の消費エネルギーを約7割削減した。
  • EMSで過乾燥防止や洗い温度の適正化を行い、無駄の多かった運転を見直した。

事業者のプロフィール

法人番号1020005003160
所在地神奈川県横浜市磯子区
業種社会保険・社会福祉・介護事業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 大規模基幹設備の老朽化平成4年の開設以来約27年使い続けてきた熱媒ボイラー、大型洗濯機、乾燥機などが老朽化し、操業停止につながりかねないリスクがあった。事業を続けるため基幹設備の更新を計画した。
  • ランニングコストの負担最新設備に更新することはエネルギー量を減らし、ランニングコストを下げて安定した運営を行うために重要だった。一方で、初期費用をどう捻出するかが課題だった。

やったこと

  1. 事業の内容ホテルや研修センターなどのリネンを扱い、障害のある人の就労支援も行う事業所。洗濯、脱水、乾燥、アイロニングの設備一式と照明を省エネ性能の高い機器へ更新し、排熱回収とEMSを導入した。
  2. 排蒸気の低圧利用洗濯工程で排温水を利用し、従来は高圧(0.3MPa)でしか使えなかった排蒸気を低圧(0.1MPa)でも利用できるようにして、エネルギーをカスケード利用した。
  3. EMSによる運用改善EMSで省エネに直結するパラメータを監視し、過乾燥防止や洗い温度の適正化を行って、無駄の多かった従来の稼働を見直した。

補助金を使った経費

  • 連続式洗濯機2台乾燥機5台脱水機1台排水熱交換器2台フラッシュ蒸気発生装置1台アイロナーフォルダー照明LEDスポットライト経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は321.3kl/年、省エネルギー率は35.1%。
  • 事業所全体のエネルギー使用量は914.8kl/年。
  • 削減コストは2,179万円/年(申請時の額)。
  • 洗濯工程の消費エネルギーを約7割削減した。
  • 老朽化による操業停止のリスクを回避し、事業を継続できる体制になった。

事業者の声

ダイア磯子において、平成4年開設以来、約27年間にわたり使用し続けている、クリーニング事業を行うための「大規模基幹設備(熱媒ボイラー、大型洗濯機、乾燥機等)」の老朽化に伴い、操業停止に繋がりかねないリスクを回避し、事業を継続することを目的とし、基幹設備の更新を計画しました。また、最新設備に更新することは、エネルギー量の軽減によるランニングコストの低減を図り、安定した運営を行うために重要なことでした。問題はイニシャルコストの捻出でしたが、今回の補助金事業を活用をし無事に更新をし、またエネルギー使用量も大きく削減することが出来ました。今後は、高品質な製品をお客様に提供できるよう、省エネを更に進めていきたいと思います。

神奈川県の社会保険・社会福祉・介護事業
出典・注記

今後の展望

今後は省エネをさらに進め、高品質な製品を顧客に提供していく考えである。

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