ものづくり補助金平成24年度神奈川県

大型樹脂成形機用スクリュー製造リードタイム短縮

パーカー精密工業株式会社

成果大型スクリューの受注から納品までのリードタイム 4カ月→2カ月

この事例のポイント

  • 射出成形機や押出成形機用の大型スクリューについて、受注から納品まで4カ月かかっており、短納期化の要請に応える必要があった。
  • スクリュー専用加工機を導入し、汎用的な複合加工機ではなく専用機を選定したことで、6メートルサイズの大型スクリューを内製加工できるようになった。
  • 大型スクリューの受注から納品までのリードタイム 4カ月→2カ月。大型スクリューを内製化できるようになり、リードタイムを4カ月から2カ月に短縮して短納期対応を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名パーカー精密工業株式会社
所在地神奈川県 綾瀬市
業種はん用機械器具
技術分野切削加工
従業員数41人
資本金4,000万円
設立1979年

事業の背景

当社は射出成形機及び押出成形機用のシリンダー、スクリュー等の部品を製造・販売しており、東芝機械株式会社や倉敷機械株式会社などの工作機械メーカーを主な取引先としている。3メートル以上の大型スクリューを扱う企業は少なく、当社も外注に頼っていた。取引先から短納期化の要請が以前より強まっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力射出成形機や押出成形機用の大型スクリューについて、受注から納品まで4カ月かかっており、短納期化の要請に応える必要があった。
  • 納期・工程リードタイムの大半を占めるリード加工を外注先に依頼しており、スクリュー特有のらせん形状を二次元図面で伝えるのに時間がかかっていた。
  • 人手・技能6メートルを超える大型スクリューの加工を外注に頼っていたため、内製化による全自動化が課題だった。

やったこと

スクリュー専用加工機を導入し、汎用的な複合加工機ではなく専用機を選定したことで、6メートルサイズの大型スクリューを内製加工できるようになった。三次元CAD/CAMによる加工を前提に全自動化に取り組んだ。スクリュー加工の未経験者を担当に任せ、習熟に時間を要したが、補助事業終了後も習熟に努めて一人で任せられるようになった。品質向上委員会を立ち上げ、月に一回集まって課題解決に取り組んでいる。

事業の効果

  • 大型スクリューの受注から納品までのリードタイム 4カ月→2カ月

大型スクリューを内製化できるようになり、リードタイムを4カ月から2カ月に短縮して短納期対応を実現した。従業員が新たな加工業務に挑戦したことで技能が向上し、次世代リーダーの育成が軌道に乗った。品質向上委員会の活動から小集団活動が生まれ、社内の仕事への姿勢も変化した。様々な人脈も形成され、今後は既存取引先を中心に販売の拡大を狙っている。

今後の展望

今後は既存取引先を中心に販売の拡大を狙う。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。