ものづくり補助金平成25年度情報通信業秋田県

最先端デジタル映像処理編集機の複数導入で作業の効率化を確立

株式会社 秋田ステージ

この事例のポイント

  • 映像製作では記録した映像をコンピュータに取り込んで編集するデジタル化が主流となり、ファイル形式の異なる素材への対応で、高いクオリティと編集時間の短縮が求められている。
  • 現存の編集設備を、高性能・高機能を有する新編集設備に更新する計画である。
  • 複数の編集機の導入により、異なる3つの編集作業を同時に進めることができ、編集時間が短縮される見込みである。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社 秋田ステージ
所在地秋田県 秋田市
業種映像・音声・文字情報制作業
従業員数31人
資本金2,000万円
設立1980年

事業の背景

昭和55年に県内初の総合イベント会社として発足し、平成22年に創業30周年を迎えた老舗の映像制作会社である。テレビ番組制作、CM制作、音響照明技術の受託、各種イベント・展示等の受託、企画立案、設営・運営、テレビ・ラジオ・新聞等に関する総合広告代理業務を手がける。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力映像製作では記録した映像をコンピュータに取り込んで編集するデジタル化が主流となり、ファイル形式の異なる素材への対応で、高いクオリティと編集時間の短縮が求められている。
  • 新製品・新技術データが劣化しない高速・高画質の編集、大容量HDDの接続による効率的な作業などのニーズに対応する必要に迫られていた。

やったこと

現存の編集設備を、高性能・高機能を有する新編集設備に更新する計画である。新たに導入する最先端デジタル映像処理編集機を複数台導入し、映像制作による編集作業の効率化を図る。技術者のスキルアップと良質なコンテンツ制作を同時に進める。

加工機最先端デジタル映像処理編集機

事業の効果

複数の編集機の導入により、異なる3つの編集作業を同時に進めることができ、編集時間が短縮される見込みである。スタンドアローン型編集機により、1機が空いていれば単独でMA作業ができ、他の編集作業者を待機させなくて済む。USBハードディスクで編集データを移動できるため、分担作業の効率が上がっている。ネットを通じて制作物を納入できるようになり、首都圏からの受注の可能性が高まる。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性2

    昭和55年創業で映像制作を続けてきた老舗とあるが、今回の設備投資と既存事業の関係は具体的に書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    映像製作業界のデジタル化の流れと首都圏からの受注可能性の高まりに触れているが、自社の強みとの関係は薄い。

  • 課題の認識と解決4

    編集時間の短縮、ファイル形式への対応、大容量HDDでの効率化など、現状の課題が具体的に示されている。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    技術者のスキルアップを計画に含むとあるが、補助事業を遂行する人員や事務体制は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    ネット納入により首都圏からの受注を見込むとあり、顧客ターゲットは読み取れるがニーズの裏付けは薄い。

  • 事業化までの道筋2

    3機の編集機のうち空きを使う運用など作業方法の概要はあるが、スケジュールや課題解決の手順は書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性40%
  • 新しさ・高付加価値2

    映像製作のデジタル化は業界で主流となっており、同分野で高付加価値化を図る内容とは読み取れない。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果3

    時間的・制作経費的なコストパフォーマンスを高めるとあるが、補助金額に対する効果の数値は示されていない。

  • イノベーションへの貢献4

    高速・高画質の編集やネットでの制作物納入など、デジタル技術の活用が具体的に記載されている。

政策面50%
  • 成長分野への進出2

    映像製作業界のデジタル化の流れに対応する記述はあるが、日本経済の構造転換への言及はない。

  • 地域経済への波及3

    県内の総合イベント会社としての地域性はあるが、地域の雇用や経済成長への効果は書かれていない。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。