コンクリート構造物の重層的調査診断方法の確立による新市場進出
補助事業では、コンクリート劣化調査の重層化と劣化部処理の高度化のため、7種の機械設備を導入した。
北陽建設株式会社
| 事業者名 | 北陽建設株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 大町市 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 171人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1974年 |
北陽建設は昭和5年創業で、土木工事部門とコンサルタント部門を持つ総合的な建設会社である。道路・橋梁・砂防ダムに加え、雪崩対策や地すべり対策などの特殊工事を得意とする。近年の落石災害を受け、道路脇の落石防護柵の防災基準は従来の柵の高さ150cmから最低200cmへ変更され、高い耐衝撃性や施工性が求められている。
抱えていた課題
やったこと
バネによるエネルギー吸収システムを採用した新落石防護柵の試作を行い、支柱、ネット、ロープ、バネ、アンカーの性能を実際に設置して評価した。想定エネルギー100~200kJの落石に見立てたコンクリート塊を柵に衝突させる実証実験を行った。実験では既存ブロック積みに衝撃による破壊やクラック等は一切見られなかった。今後は得られた歪みデータを柵形状に反映させ、実験を繰り返して低コストな柵形状や構造を確立する。
| その他 | 小型クレーン |
|---|---|
| その他 | 高所作業車 |
新しい製品・サービス:TFバリア(既存ブロック積擁壁の前側に『くの字』型に支柱を設置し、バネ式エネルギー吸収機構とゴム緩衝材を用いた落石防護柵)
新落石防護柵は既存ブロック積みに衝撃による破壊やクラック等が見られず、既設擁壁の安定に寄与することが確認できた。『くの字』型の支柱構造により、スピーディな施工と通行規制の最小限化が実現できた。今後は販売ルートや協会の整備を進め、早期の製品化を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存ブロック積みの課題に対し落石防護柵の事業拡大を目指すと書かれ、土木事業の延長として位置付けられている。ただ過去取組との明確な系譜は薄い。
防災基準が150cmから200cmへ変更されたという外部環境と、コンサルから施工まで一貫体制という強みに触れ、競争優位の方向が読み取れる。
既存柵の経年劣化による強度低下という課題を認識し、高強度・長寿命・低コストの構造を目指すと明記されている。
付加価値額や賃上げの具体的な目標値は記載がなく、わずかに事業拡大の方向性がうかがえるのみ。
開発リーダーの技術管理室課長、協力会社の後押し、4年間の開発経緯は書かれているが、体制の具体像は薄い。
施工時の通行規制を抑えられる点や、お客様の要望が多数寄せられていることなど、選ばれる理由が具体的に書かれている。
実証実験を繰り返し歪みデータを柵形状に反映させ、販売ルートや協会の整備を行うと今後の進め方が書かれている。
資本金8,000万円と従業員171名の記載はあるが、財務状況や資金調達の見通しは読み取れない。
既存の柵に対し従来比で高い耐衝撃性を持つ新製品と記載があるが、市場の普及度に関する数字は書かれていない。
災害時の緊急避難路の確保という公共性はうかがえるが、経済波及や雇用創出の記載は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
防災インフラとしての地域貢献がうかがえるが、地域の経済成長を牽引するとの記載は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は実験データを反映して柵形状を確立し、販売ルートや協会の整備を行い早期の製品化を目指す。また、平成26年度には透水性モルタル吹付の開発にも取り組み、維持管理事業の拡大を目指す。
TFバリアはものづくり補助金と協力会社のあと押しもあり、ようやく完成にこぎつけました。
公式の事例集より(原文のまま)
補助事業では、コンクリート劣化調査の重層化と劣化部処理の高度化のため、7種の機械設備を導入した。
ドイツ社製の圧縮機とイタリア社製の制御装置を組み合わせた冷凍機ユニット(試作品)を導入し、自社開発のフリーザーと高圧CO2をフリーザーに送…
効果:生産能力 1倍→3倍
富山県下から金沢市までの現場確認に社員が出向く負担を抑え、工場で鉄筋を組み立てるユニット先組工法を導入することにした。
効果:木造住宅の基礎の立ち上がり施工の作業員数・日数 2人日→0.5人日