特注洗濯脱水機導入による超小ロット化と顧客対応力強化への取組み
複数アイテムの同時処理が可能な内胴分割式洗濯脱水機(特注)を導入し、超小ロットの処理に対応できるようにした。
有限会社いなづま
成果手作業工程の作業日数 47日→2日
| 事業者名 | 有限会社いなづま |
|---|---|
| 所在地 | 大分県 別府市 |
| 業種 | 洗濯・理容・美容・浴場業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1994年 |
有限会社いなづまは、ホテルや一般消費者向けにリネンや衣類のクリーニングを提供する老舗である。大手クリーニング代理店による安価なサービスの提供などで売上が減少傾向にあったため、既存事業を補う目的で2010年から皮革クリーニングと着彩サービスを開始した。着彩サービスは顧客満足度が高く、口コミで県内外の一般個人客からの受注が増加し、リピート率は8〜9割を保っている。
抱えていた課題
やったこと
洗濯と乾燥の工程を機械化するため、石油系ドライ機と高回収乾燥機を導入した。これまで手作業で平均47日を要していた工程は、導入後に平均1〜2日へと大幅に短縮された。温度設定や冷凍機能の追加などのカスタマイズを施し、高級皮革製品にも対応できる処理能力を確保した。導入により顧客満足度も維持されている。
作業日数が大幅に短縮され、着彩サービスの作業効率が改善した。作業のスピード化により、これまで受注を見合わせていた家具店や運送業者などからの問い合わせが増加し、新規顧客の獲得につながった。設備導入により総合的なコストも削減され、価格面での柔軟な対応が可能になった。効率化に加えてサービス品質の向上にも寄与している。
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2010年から着彩サービスを開始し経営革新計画の承認も受けたとあり、既存事業を補う位置づけは読み取れるが、戦略上の明確な位置づけの記述は薄い。
大手代理店による安価サービスで売上が減少と外部環境を示し、他社を圧倒する独自の下地処理・調色・着彩技術を強みとして挙げている。
手作業の洗濯・乾燥工程が平均47日を要し機会損失が生じていたと課題を示し、機械化で1〜2日に短縮する対策を記載している。
手作業工程の作業日数を平均47日から1〜2日へ短縮する数値目標と効果が示されている。付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員8人の小規模体制と、技術者育成・後継者育成に取り組む旨が記載されているが、補助事業の遂行体制の詳細は不明。
リピート率89%、口コミや見本市での新規獲得、家具店や運送業者からの問い合わせ増加など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に示されている。
技術者育成による後継者への技術承継が次の課題として挙げられているが、スケジュールや遂行方法の記述は乏しい。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
皮革の着彩は一般的な普及度が低く、6色染料による調色や一点差しの着彩など、同分野で高水準の高付加価値化を図る内容が記載されている。
地域の雇用や波及効果についての記述はあまりないが、大分県別府市の老舗店で、県外からの受注増などの記述がわずかにうかがえる。
47日から1〜2日への作業短縮や総合的なコスト削減が記載されているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
大分県別府市の老舗店が県内外の顧客から受注を増やし、高い付加価値を生んでいることが記載されているが、地域経済への波及は具体的でない。
導入効果によって生産性と収益性を高めるとともに、技術者を育成して独自の着彩技術を承継し、円滑な事業承継を実現することが次の大きなテーマとされている。
複数アイテムの同時処理が可能な内胴分割式洗濯脱水機(特注)を導入し、超小ロットの処理に対応できるようにした。
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