高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社アルチ
成果塗着効率 50%→95%
| 事業者名 | 株式会社アルチ |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 松江市 |
| 業種 | 職別工事業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1949年 |
株式会社アルチは、住宅関連機器メーカー東洋アルチタイト産業株式会社(大阪府東大阪市)の100%子会社で、一般家庭向け給湯器や農業用ボイラーのオイルタンク、空調アルミフレキシブルダクトなどをOEMで製造している。以前は太陽熱温水器も製造していたが、需要が減り撤退した。東日本大震災の影響もあって、オール電化が大きく取り上げられることは減ってきたが、高齢化の進展でその流れは着実に進んでいる。そのため給湯器などのオイルタンクの受注は小さくなってきている。
抱えていた課題
やったこと
自動静電紛体塗装装置一式と焼き付け乾燥炉を導入した。これにより有機溶剤を含まない紛体塗装へ切り替え、塗料の回収と再利用を可能にした。洗浄液もトリクロロエチレンからリン酸鉄系の環境にやさしい洗浄液に転換した。乾燥炉は灯油焚きからCO2排出の少ないLPG(液化石油ガス)焚きに切り替えた。塗装ラインの自動化により、塗装に従事していた人員を組み立てライン専従に配置し、塗装と組み立てのラインを同時に稼働できるようにした。
紛体塗装により塗料の回収・再利用が可能になり、塗着効率が約50%から約95%に改善した。塗装に伴う産業廃棄物も減少した。塗装不良率は約37%から約19%に抑えられ、産廃回収費用も抑えられた。有機溶剤や特定化学物質の使用が減ったため健診が不要になり、企業イメージの向上にもつながった。塗装と組み立てのラインを同時に稼働できるようになり、時間短縮と効率化が進んだ。受注量に変動がないため売上は変わらないが、利益率は上がっている。
親会社は全国7カ所に営業拠点を持っており、それを活用して強みを生かしたOEMの新たな受注獲得を目指す。大規模な設備を備えた企業の撤退が予想され、小回りの利く中小企業の出番が来るとみている。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%