下水道維持管理における複数会社リアルタイム総合管理システムの開発
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
株式会社ダイトー
成果作業車の台数 2台→1台
| 事業者名 | 株式会社ダイトー |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 つくば市 |
| 業種 | 設備工事業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
国内の下水道管の大半は埋設から約50年が経過しており、劣化や堆積物の悪化が著しい。悪臭や有毒ガスの発生、管の破損が頻発する事態となっている。同時に下水道法改正に伴い、適切な管理と維持が急務となっていた。
抱えていた課題
やったこと
オランダのアイディーテック社が開発した自走式カメラと作業ロボットが一体化したロボットシステム「スワーロボテックス」を導入した。直径150ミリから900ミリの管内に対応し、カメラで管内状況を地上でリアルタイムにモニタリングしながら、訓練を受けたオペレーターが異物除去作業を行う。国内メーカーより高い水圧最大1000バールを実現し、油脂、セメント、錆こぶなど、これまで取りきれなかった硬い障害物の除去も可能になった。管の劣化を補修して強化する更正工事も、ノズルの付け替えにより管を取り替えずに対応できる機能を備えた。欧州基準の規格を日本に合わせて修正してオーダーし、4トン車1台にすべてのシステムを集約した。
| ロボット | スワーロボテックス(自走式カメラと作業ロボットの一体化システム) |
|---|
一体化システムの導入により、作業効率が大幅に向上し、コストダウンも実現した。カメラと処理機器が一体になったことで、今まで2台必要だった作業車が1台で済むようになった。管を掘り起こさずに、これまで困難だったレベルの清掃作業と更生工事が可能になり、道路を封鎖しての作業が減るメリットもあった。処理能力の向上により、取りきれなかった硬い異物の処理もできるようになり、ターゲット市場の拡大につながる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
下水道管の維持管理・更生工事を業務とし、海外製ロボット導入で作業効率を高める流れは読めるが、過去の取組との連続性を示す記述は薄い。
国内機器より高い水圧最大1000バールや、今まで2台だった作業車が1台で済む点など、競争優位の内容が具体的に書かれている。
管の劣化や堆積物による処理の迅速性不足という課題を示し、一体化システムで作業時間短縮と更生工事対応に結びつけている。
作業効率向上やコストダウンは述べられているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値は書かれていない。
訓練を受けたオペレーターや語学に堪能な技術者を揃えている点は読めるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
管径150〜900ミリ対応、4トン車1台に集約、リアルタイム監視など、製品価値と選ばれる理由が具体的に示されている。
海外展開や業種認定を目指すとあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
国内では困難だった硬い障害物の除去や欧州規格の日本仕様化など、同分野で高水準の機能を持つことが具体的に示されている。
下水道の老朽化や下水道法改正への対応、悪臭・有毒ガス事故防止など社会インフラ上の必要性はうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
作業車2台から1台、道路封鎖の減少などの効果は書かれているが、投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
カメラとロボットの一体化による効率化は示されるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明示されていない。
原子力施設等への新分野進出を視野に入れると書かれているが、日本経済の構造転換への言及は乏しい。
つくば市を拠点とする地域企業であることはうかがえるが、地域特性を活かした付加価値や雇用創出の記述はほぼない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
アジアの拠点として海外での作業を展開しており、世界への進出と下水道維持管理の業種認定を目指して、さらに発展することを見据えている。今後は原子力施設等の新たな分野への進出も視野に入れている。
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
平成31年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金を利用し、高度なUAV測量技術を持つアイエイチプランニングと連携した。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒