溶接ロボットシステム導入による建築構造体加工の高品質・短納期化計画
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%
株式会社宮昌工業
| 事業者名 | 株式会社宮昌工業 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 沖縄県島尻郡南風原町 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 機械制御,製造環境,接合・実装 |
| 従業員数 | 31人 |
| 資本金 | 5,500万円 |
| 設立 | 1979年 |
当社は建築鉄骨の製造から現場建方までを行うファブリケーターで、大型の鋼材を使う比較的大きな建築鉄骨の製造が中心である。鉄骨製造の中の開先加工は溶接精度を左右する工程である。近年は耐震性能の強化により高強度の仕様が求められ、開先の形状も変化し、大型H形鋼のサイズも増加している。
抱えていた課題
やったこと
旧型機と性能を比較したうえで、対応形状、作業効率、操作性などに優れる最新のNC機種であるH形鋼自動開先加工機を導入した。本機はノンスカーラップ開先形状やH形鋼1000mm、開先厚さ55mmまでの加工が可能で、コンピューター制御により加工速度の向上が期待できる。導入後は試験片を作成し、生産効率15%アップを目標に、材質や厚みなどの情報を入力していろいろな形状の加工を試して性能を実証した。また、IoT技術を活用した最新型REGARC鉄骨コア連結溶接ロボットシステム(ARCMAN MP)を導入し、コア部を全自動で溶接できるようにした。本機は作業中の履歴を携帯電話に送信でき、スパッタがほとんど出ないため品質向上も見込める。導入後は試験片を作成して性能を実証した。
H形鋼自動開先加工機の導入により、多様な形状の開先加工に対応でき、加工速度の良さと操作性から生産効率の向上は当初の見込みをクリアした。仕上がりが綺麗になり品質も向上し、コンピューター制御で加工速度の調整が自動化されたことで効率化も図られた。ロボットの導入では溶接工程の省人化が進み、電圧や電流などのデータがすべて記録できるようになって社内の情報共有にもつながった。スパッタがほとんど出なくなったことで作業効率と品質も上がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
過去2年連続でものづくり補助金を活用し機械導入を続けた経緯が書かれ、一貫性は読み取れるが経営戦略上の位置づけは具体的に書かれていない。
耐震強化による高強度仕様・大型H形鋼の増加という市場変化への対応が書かれているが、競争優位性の記述は薄い。
人手不足や高齢化という課題を認識し、自動開先加工機と溶接ロボットで解決を図る計画が書かれている。
生産効率15%アップを目標とし、試験で当初見込みをクリアしたと書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
オペレーターの育成研修が短期間で済んだことが書かれているが、体制の詳細や事務処理能力は記載がない。
顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は書かれておらず、品質向上への言及がわずかにうかがえる程度である。
今後の展望として安全・品質・コスト面の向上や次世代人材育成が挙げられ、導入後の段階的な計画が読み取れる。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
高強度仕様の鉄骨開先加工という分野で、一般的な普及度や高水準の高付加価値化は明示されていない。
耐震性能の強化という社会的ニーズへの対応がうかがえるが、波及効果や雇用創出の記述はない。
生産効率15%アップの目標と省人化の効果が書かれているが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
IoTを活用し作業内容を携帯電話へ送信、溶接データを記録する取組が書かれ、デジタル技術の活用が読み取れる。
溶接自動化による省人化と生産性向上が書かれ、産業構造転換への直接的な言及はわずかにうかがえる程度である。
公開情報では判断できません。
導入した機械を活用し、建築鉄骨の製造工場として安全面、品質面、コスト面、技術力の向上に挑戦し続ける。業務効率化で生まれた時間は次世代の人材育成につなげ、人手不足と高齢化の解決を目指す。将来的には大組溶接ロボットの導入や少数精鋭の人材育成も検討している。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%
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