要介護者向け持ち運び可能な簡易歩行運動支援器具の開発
歩行運動を再現する試作機の設計をひたちなか市の巧企画に委託した。
効果:理学療法士の対応人数 3名→1名
株式会社田中化成
成果トレーの不良率 50%→5%
| 事業者名 | 株式会社田中化成 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 鯖江市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業(別掲を除く) |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1984年 |
田中化成は1963年の創業以来、プラスチック成型技術を用いて業務用食器の生産を基盤に事業を拡大してきた。小ロット・多品種生産を進め、多様な素材や形の製品を市場に提供している。在宅高齢者向け宅配サービスの市場開拓を図る下村漆器店から、IH加熱システムに対応する食器とトレーの製造を依頼された。
抱えていた課題
やったこと
特殊な材料を用いて高耐熱性プラスチックにステンレスを埋め込んだ専用の食器とトレーを開発した。食器の製造は成功したが、トレーは不良率が50%に上った。直圧式射出成型機FNX460III-160Aを導入し、広範囲に一定の圧力をかけて金型を締め付けることで、金型内のガスを均一に抜けるようにした。原料定量供給装置(ハングリー・フィーダー)HF-I型も導入し、材料を間欠的に供給して成形機のシリンダー内の隙間から真空エジェクタで水分やガスを吸引・排気した。
新しい製品・サービス:IH加熱システム対応の高耐熱性食器とトレー(ステンレスを埋め込んだ高耐熱性プラスチック製)
直圧式射出成型機の導入により金型内のガスを均一に抜けるようになり、原料供給装置で材料の水分やガスを除去できるようになった。これによりIH加熱用トレーの不良率が50%から5%に下がり、安定生産が可能になった。IH加熱システム対応の食器とトレーは下村漆器店で商品化され、在宅高齢者向け宅配サービスで利用されている。競合は確認されておらず、受注増加が期待される。高耐熱性プラスチックは金属代替素材として自動車や航空機の部品、住宅関連製品などへの展開も目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
業務用食器の生産をベースに事業を拡大し、新分野挑戦を視野に入れると書かれ、過去の成形技術との連続性はうかがえる。
顧客ニーズへの対応や成形技術力は読み取れるが、市場動向や競合の定量的な比較は具体性が薄い。競合は確認されずとある。
トレーの不良率が50%から5%に低下したと具体的数字で課題と解決が示され、IH加熱用食器の受注増も見込まれている。
不良率5%という目標達成は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、具体性は薄い。
従業員数8名と記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力についての記述はわずかにうかがえる程度。
在宅高齢者向け宅配サービスでの利用、競合未確認、軽量かつ高耐熱の特長など、顧客と選ばれる理由が具体的に読み取れる。
新分野展開の方向性は示されるが、スケジュールや中長期の課題検証の方法は読み取れず、具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
高耐熱性プラスチックにステンレスを埋め込んだ専用食器で、金属代替素材として高付加価値化を図る内容が読み取れる。
在宅高齢者向け宅配や自動車・住宅関連への展開がうかがえるが、雇用創出や波及効果の数値は示されていない。
不良率50%から5%への低減という効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加額などの費用対効果は書かれていない。
直圧式成形機や原料供給装置の導入で技術革新がうかがえるが、サプライチェーンへの貢献や新ビジネスモデルは限定的。
金属代替素材として自動車・航空機など成長分野への進出を目指すとあるが、構造転換への言及は限定的。
鯖江市の企業として地域に根ざす様子はうかがえるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
IH加熱システムの市場拡大により受注増の可能性がある。高耐熱性プラスチックを軽量かつ高耐熱の金属代替素材として、自動車や航空機の部品、住宅関連製品などへ事業展開していく。
歩行運動を再現する試作機の設計をひたちなか市の巧企画に委託した。
効果:理学療法士の対応人数 3名→1名
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。