自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社伸明工業
| 事業者名 | 有限会社伸明工業 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業(別掲を除く) |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1991年 |
同社は平成3年の創業以来、精密樹脂加工分野で技術力を培い、プラスチック加工を軸に3D加工や極小径穴の微細切削を手がけてきた。アクリル樹脂はガラスに代わる材料として需要が高まっており、コストや納期の面でも優位なため置き換えが進んでいる。医療、食品、光産業などの分野から、アクリル樹脂による試作依頼が増えている。
抱えていた課題
やったこと
切削油の温度管理機能付きNC旋盤を導入し、アクリル樹脂の高透明度と高精度を両立させた超精密微細加工を実現する設備を整えた。この機械では「高圧切削油センタースルー方式」を採用し、ドリルの中央から高圧切削油を供給して加工時の発熱を抑え、白濁化を大幅に減らす狙いとした。従来の方法では行き届かなかった小径ドリルの奥深くまで切削油が行きわたるため、より精密な加工が可能になった。また、切削加工時のグリス塗布が不要になった。
| 加工機 | 切削油の温度管理機能付きNC旋盤 |
|---|
本事業により、アクリル樹脂の小径穴加工において高透明度・高精度な超精密加工技術を確立した。加工後の品質が大幅に向上し、高透明度を維持できるようになった。グリス塗布が不要となり、加工工数は30%以上削減され、コストも大幅に削減された。他社が加工困難とする製品への問い合わせが急増し、売上の増加につながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の精密樹脂加工の技術蓄積と、プラスチック加工を軸にした事業方針との一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
アクリル樹脂がガラスに代わり需要増、他社が加工困難な小径穴加工の技術力という市場動向と自社強みの関係が具体的に書かれている。
小径穴の内側をバフ研磨できない課題を認識し、高圧切削油方式で解決する計画が示され、売上増加にも触れている。
工数30%以上削減やコスト大幅削減と効果は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
創業以来の技術力は触れられているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
高透明度・高精度加工への医療、食品、光産業からの問い合わせ増加という顧客ニーズと、他社にない技術による選ばれる理由が示されている。
今後は医療用検体検査機器市場の拡大を見込み販売拡大や新販路開拓を目指すとあるが、スケジュールや課題解決の具体的方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
他社が加工困難とする高透明度・高精度の小径穴加工を確立し、同分野で高付加価値化を図っている点が具体的に書かれている。
医療、食品、光産業など成長市場への貢献は書かれているが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明示されていない。
工数30%以上削減やコスト大幅削減と効果は書かれているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
高圧切削油センタースルー方式という新技術の活用はうかがえるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
医療、食品、光産業といった成長市場への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換に資するという記述はない。
浜松市天竜区での事業は分かるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は医療用検体検査機器市場の拡大が見込まれるなか、同社製品の販売を拡大する方針である。新たな販路の開拓を通じて、市場ニーズに応えながら持続的な成長を目指している。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
包装ライン機器を一体化したトレーサビリティシステムを導入・構築した。
効果:作業人数 12名→10名