電力の安定供給を可能とする水車機能を有したインライン型マイクロ水力発電装置の開発
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
パシフィックソフトウェア開発株式会社
成果超音波送受信ユニットの体積 1体積比(従来=1)→0.67体積比(従来=1)
| 事業者名 | パシフィックソフトウェア開発株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 高知市 |
| 業種 | 情報サービス業 |
| 技術分野 | 組込みソフトウェア |
| 従業員数 | 66人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1972年 |
当社は1972年に高知でソフトウェア会社として設立され、制御技術に特化したソフトウェア受託開発を行ってきた。該当分野の仕事は県内には少なく、ほとんどを関西・関東のメーカーから受注していた。超音波測深システムは1990年頃から開発を始め、1996年に「SeaVision」の初期型SV-500を製品化し、2002年に現行型SV-501をリリースした。2011年にはGPSを利用した施工管理システムを開発し、浚渫工事の分野でほぼトップシェアを確保するまでになった。
抱えていた課題
やったこと
超音波の送受信ユニットは従来システムの基本構成を受け継いで互換性を維持し、機構設計を見直して体積比2/3に小型化した。同時に可動部の慣性を減らして動作の高速化も図った。制御装置はほとんど全ての回路設計を自社で行い、市販品にあった冗長回路を排除し小型部品を採用して、体積比1/4への小型化と低コスト化を実現した。独自回路により性能も向上させた。ソフトウェアは起重機船で必要な機能・性能と今後必要な機能を基本設計から見直し、新しいコンセプトのシステムとして開発した。
新しい製品・サービス:起重機船向けに小型・高性能化した超音波測深システムの試作機
超音波送受信ユニットと制御装置の小型化により、小型船舶への設置が可能となり、船舶への取付け制約が少なくなった。制御装置は電子回路の内製化と部品の見直しにより低コスト化も実現した。今回の成果は従来システムにも適用でき、起重機工事から浚渫工事まで幅広く対応できるシステムの基礎となる。また、高密度のデジタル・アナログ回路の自社設計により技術者の育成にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1990年頃からの超音波測深開発、1996年SV-500製品化、2011年施工管理システム展開と一貫した取組が年次で示され、海洋事業の拡大方針と結びついている。
ニッチ分野でほぼトップシェアとNETIS登録は示されるが、市場動向や競合との比較は具体的に書かれていない。
起重機船への展開が課題として挙げられ、小型化で体積比2/3と1/4が示されるが、事業計画としての高付加価値化や成長数値は読み取れない。
公開情報では判断できません。
ソフト・制御系の開発実績や電子回路の内製化、技術者育成に触れるが、人員数や体制の具体的な配置は書かれていない。
起重機船向け測深システムという対象と小型化・高速化の特長は読めるが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
試作完了後、実用評価として実際の工事現場で船舶に搭載する計画と、その後の製品化・展開の流れが示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ニッチ分野で該当分野ではほぼトップシェアと明記され、同分野の中で高水準の製品である点が読み取れる。
海洋工事の高度化や技術展開の必要性はうかがえるが、雇用創出や波及効果など国が補助する積極的理由は書かれていない。
体積比や回路の小型化・低コスト化は述べられるが、補助金投入額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
電子回路の内製化や制御ソフトの新コンセプト化など技術面の革新は読めるが、サプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
高知県内で該当分野の仕事が少なく、関西・関東の企業から受注してきたとあり、地域の特性への言及はうかがえる。
本試作開発の完了後も製品化に向けた開発を継続している。今後は実際の工事現場で船舶に搭載し、使い勝手などの実用評価を進めて製品化を図る予定である。その後は様々なシステムへ展開し、ユーザーの利便性を考慮した製品開発を行っていきたいと考えている。
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW
関連論文を読み込み、青色の可視光を使えば水中での無線通信が可能だと考えて開発を始めた。
油圧ユニットと一体化したシリンダに多軸同期制御コントローラーを付加した製品を開発した。