南部鉄器の表面処理プロセスの強化による納期短縮化
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
粕谷製網株式会社
| 事業者名 | 粕谷製網株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 諫早市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 62人 |
| 資本金 | 410万円 |
| 設立 | 1966年 |
当社は定置網や係留施設の設計・施工・販売を行ってきた。30年前に金網に代わる錆びない網の相談を受け、ポリエステル製重甲型網(KIKKONET)を開発・販売してきた。5年前にイタリアの大手金網メーカーM社と提携し、国外での製造販売権を譲渡したが、M社から当社売上の8か月分に相当する生産委託が舞い込み、今後も同様の生産協力要請が確実視されている。
抱えていた課題
やったこと
従来の大目用編網機を小目用の編網機に改造するとともに、小目合の2倍の目合(縦横のピッチが2倍)となるスーパー大目の編網機能を追加した。試運転の結果、意図した通りの網が製作できた。M社がマレーシアに設置した工場は生産ラインが1つしかないため生産が追い付かず、当社に製造を委託せざるを得ない状況だったが、ライン見直しにより対応が可能になった。
新しい製品・サービス:小目合の2倍の目合となるスーパー大目の網(マグロ養殖向けの大型生簀用および護岸・落石防止用のフトン籠など)
生産体制の強化によりM社からの生産委託への対応が可能になった。あわせて国内でも展開が広がり、マグロ養殖向けの大型生簀網の大手5社への働きかけや、河川・海の護岸に使うフトン籠など陸上土木分野への販売拡大が見込まれる。陸前高田では防潮堤用に1400基を納入しており、スーパー大目の網が対応できることが確認できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
30年前からポリエステル製網を開発・販売し、5年前にM社と提携した経緯が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
錆びず軽量で耐久性が高い独自技術で特許出願済みと書かれ、M社の生産委託も受けており強みが具体的に読み取れる。
生産不足と多様化する顧客要望という課題を認識し、編網機改造で解決する方針が書かれているが、高付加価値化の数値は乏しい。
M社の生産委託が当社売上の8か月分に相当するとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
既存の編網機を改造し試運転で意図通りの網が製作できたとあるが、補助事業の実施体制や人材には触れられていない。
スーパー大目網はマグロ養殖の大型生簀や防潮堤用途にニーズがあり、陸前高田に1400基納入した実績も書かれている。
国内の養殖分野と陸上土木分野への販売拡大というステップが示されているが、スケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ポリエステル製重甲型網は世界的に他に類を見ない製品で、金網では製造できない大型生簀に対応できると書かれている。
築堤護岸や落石防護など防災・安全確保が国家的関心事で、防潮堤の復旧にも納入実績があると書かれている。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数字は書かれておらず、受注増の事実にとどまる。
先端的なデジタル技術や新しいビジネスモデルの活用については書かれていない。
漁獲量減少に伴う養殖魚への関心の高まりに触れているが、日本経済の構造転換との関係は述べられていない。
長崎県諫早市の企業で、特許技術を活かして国内外へ展開する点は読み取れるが、地域の雇用や経済成長への波及は具体的でない。
M社からの安定した生産受託を基盤に、当社は国内向け販売に専念できるようになった。マグロ養殖や護岸・落石防止などの陸上部門でのニーズの高まりが見込まれるため、全社を挙げて製品開発を進め事業拡大に取り組む方針である。
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
永久磁石を利用した低回転でも効率のよい発電機(特許第5619522号)を活用し、インライン型マイクロ水力発電装置を開発した。
効果:最大出力(1.5kW機) 1.5kW→1.935kW