排水処理を嫌気方式に替え、省エネ率12.3%

成果事業所全体のエネルギー使用量の12.3%(367.1kl/年)を削減し、CO2を年1,464t-CO2削減した。

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この事例のポイント

  • 好気処理から嫌気処理に替え、酸素供給の動力を大幅に削減した。
  • 嫌気処理で生じるメタンガスで発電し、買電量を抑えた。
  • 廃液を自社で処理できるようになり、外部への処分費用と従業員の負担を減らした。

事業者のプロフィール

法人番号7500001004422
所在地愛媛県松山市
業種食料品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 好気処理の動力と廃液処分費好気処理では酸素を供給する曝気の動力が大きかった。また、好気処理に負荷をかけないよう、一部の廃液は費用をかけて産廃に出していた。

やったこと

  1. 事業の内容1965年創業のデザート専門メーカーで、洋生菓子やはっ酵乳、乳酸菌飲料などのチルドデザートをOEMで生産している。大手乳業メーカーや量販店に商品を供給し、FSSC22000を取得している。
  2. 排水処理を嫌気処理へ更新排水処理設備を好気処理方式から嫌気処理方式に更新した。嫌気処理では微生物が酸素を使わずに有機物を分解するため、曝気の動力を大幅に削減できる。
  3. メタンガスで自家発電嫌気処理で発生するメタンガスを発電機の燃料として使い、場内電力に供給した。これにより買電量を抑えている。

補助金を使った経費

  • EGSBリアクター(EGSB処置装置)2台メタンガス発電機3基メンブランフィルター(MBR処理装置)6基経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は367.1kl/年、省エネルギー率は12.3%(事業所全体のエネルギー使用量2,981.8kl/年に対して)。
  • 削減コストは年2,381万円。
  • CO2削減効果は年1,464t-CO2。
  • 省スペースで安定した排水処理ができるようになり、廃液を自社で処理できるため従業員の負担が軽減された。

事業者の声

生産する上で必要不可欠である排水処理の安定稼働は最大のテーマです。従来の好気処理と比較して、嫌気処理は省スペースで安定した排水処理ができることを実感できています。これまでは、好気処理に負荷を掛けないように一部の廃液は費用を掛けて産廃に出していました。嫌気処理を導入以降、自社で処理ができるようになり従業員への負担が軽減されました。また、排水処理で生み出した電力を有効に利用でき省エネに繋がっている実感も得られています。

愛媛県の食料品製造業
出典・注記

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