SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和5年度医療、福祉高知県

空調を電化・高効率化し、病院のCO2を13%減らす

高知県厚生農業協同組合連合会

成果病院全体のCO2排出量を12.9%削減(1,752から1,526t-CO2/年へ)し、エネルギーコストは年約780万円減る見込み。

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この事例のポイント

  • 灯油焚きの熱源を電気式ヒートポンプに替える燃料転換で、CO2を減らした。
  • 老朽化した個別空調を高効率のビル用マルチエアコンに更新した。
  • 設定温度の緩和という運用面の対策も組み合わせた。
  • 冷暖の切替作業が不要になり、手間とコストも減る。

事業者のプロフィール

事業者名高知県厚生農業協同組合連合会
所在地高知県
業種病院(医療業)
相談先四国電力株式会社

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 熱源の更新時期超過とCO2過多灯油焚きの吸収式冷温水発生器が更新時期を過ぎており、灯油の使用でCO2が多く出ていた。
  • 個別空調の老朽化個別空調が古くなって効率が落ち、CO2排出も多かった。

やったこと

  1. 熱源の電化灯油焚きの吸収式冷温水発生器2台を、電気式高効率ヒートポンプチラー4台に更新した。
  2. 個別空調の更新ビル用マルチエアコン67台を、高効率のビル用マルチエアコン110台に更新した。
  3. 設定温度の緩和夏季・冬季ともに空調の設定温度を緩和し、運用でもCO2を減らした。

補助金を使った経費

  • 電気式高効率ヒートポンプチラー4台高効率ビル用マルチ・パッケージエアコン110台経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • 空調設備の燃料転換と高効率化で、CO2を年137t削減する。
  • 高効率ビル用マルチエアコンへの更新で、CO2を年71t削減する。
  • 設定温度の緩和で、CO2を年17t削減する。
  • 病院全体のCO2排出量は1,752から1,526t-CO2/年へと12.9%減る。
  • 空調システム系統では531から306t-CO2/年へと42.5%減る。
  • エネルギーコストは年約780万円減る見込み。
  • 年2回行っていた冷・暖切替作業がなくなる。

事業者の声

SHIFT事業を活用することで削減できる経費をエネルギー管理一括集中システムの更新にあて、空調設備の高効率化等運用の最適化を同時に実現することができた。

これに加え、脱炭素化技術の開発状況も注視し、2050年にはCO2排出量をゼロにしたい。

高知県の病院
出典・注記

相談先と計画づくり

その他四国電力株式会社

今後の展望

2025年度までに10%以上、2030年度には20%のCO2削減を目指し、2050年にはゼロを目指す。

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