SHIFT事業(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業)令和5年度生活関連サービス業、娯楽業兵庫県

かけ流しの湯を排熱回収・循環し、CO2を14%削減

株式会社イーアールシティーズ

成果CO2排出量を年間247t削減し、エネルギーコストを年間約1,208万円減らした。

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この事例のポイント

  • かけ流しで捨てていたお湯の熱を回収し、再び使う仕組みに改めた。
  • 余った温泉水をつぼ湯系統に回し、井水を温める熱量も減らした。
  • 補助金を使うと投資回収年数は約2.0年で、補助なしの約3.8年より短くなった。
  • 常時循環とろ過により、温度や湯質の管理がしやすくなった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社イーアールシティーズ
所在地兵庫県
業種温浴施設(温泉)
相談先日本カーボンマネジメント株式会社

課題と取り組み

抱えていた課題

  • ガス消費が多い施設の開業後からガスを大量に使い、ランニングコストとCO2削減が課題だった。温めたお湯の多くがかけ流しで捨てられていた。

やったこと

  1. 検討:補助金の選定他の補助金も調べたが削減の方法に合うものがなく、支援事業者から提案のあったSHIFT事業に着目して応募した。
  2. 循環昇温システムかけ流しのお湯を熱交換・ろ過・水位調整して循環させる仕組みを、既存設備も生かして構築した。
  3. 温泉水の活用お湯の再利用で余った温泉水(26℃)を、井水(16℃)を42℃に温めていたつぼ湯系統に回し、昇温エネルギーを減らした。

補助金を使った経費

  • 排熱回収システムろ過循環システムを含む経費の区分:補助対象経費

事業の効果

  • CO2排出量を年間247t削減した。
  • 排出量は年間1,389tから1,142tに減る見込みで、14.3%の削減となる。
  • エネルギーコストを年間12,078千円削減した。
  • 投資回収年数は補助ありで約2.0年、補助なしで約3.8年となった。
  • 常時の循環とろ過により、温度管理と湯の品質管理がしやすくなった。

事業者の声

当社は神戸を地盤にした住宅不動産会社であり、神戸市北区「有馬街道温泉すずらんの湯」のアセットおよび商標を取得しております。

コロナ禍から再生させ地域の温浴コミュニティーの再構築を目指した施設で、CO2排出削減は大きな取り組みのひとつになっています。

今回SHIFT事業を利用して、かけ流しシステムから、排熱回収システムへ改修し、温水廃棄とCO2排出の削減を果たす道筋が立てられたことは、非常に意義深いと感じています。

兵庫県の温浴施設(温泉)
出典・注記

相談先と計画づくり

民間の専門家日本カーボンマネジメント株式会社

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