省エネ補助金製造業長野県

廃温熱を回収・再利用し、事業所全体の省エネ率23%

成果事業所全体のエネルギー使用量を23%減らし、削減コストは年427万円となった。

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この事例のポイント

  • 製造工程で捨てていた廃温熱を回収し、糖化・蒸留の予熱に再利用した。
  • 断熱式ジャケットタンクに更新し、タンクを直接加熱することでオイルヒーターを不要にした。
  • 移設を伴う設備更新の中で省エネの設計を組み込み、事業所全体のエネルギー使用量を23%減らした。

事業者のプロフィール

法人番号6340001003887
所在地長野県上伊那郡宮田村
業種飲料・たばこ・飼料製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 廃温水による熱ロス蒸留酒の製造では、原料加工と蒸留の際に加熱と冷却で大量の廃温水が出て熱を失っていた。その熱の回収が課題だった。

やったこと

  1. 事業の内容1909年創業の会社が、1985年に長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓で信州工場を開いた。2020年9月に35年ぶりの全面リニューアル工事を行い、蒸留設備を一新した。2023年には、この事業所で造ったウイスキーが東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2023で最高金賞を受賞した。
  2. 廃温熱の回収と再利用糖化後に65℃から20℃へ冷却する際の廃温熱を回収し、糖化工程の予熱に再利用した。蒸留の凝縮用冷却水の廃温熱も回収し、蒸留工程の予熱に再利用した。事業前は放流していた廃温水を、事業後は熱源として使っている。
  3. 断熱式ジャケットタンクへの更新酵母タンクなどを断熱式ジャケットタンクに更新した。タンクを直接加熱する方式にしたことで、オイルヒーターが不要になり加熱エネルギーを削減した。
  4. 薬剤によるCIP洗浄CIP洗浄を薬剤で行うことで、熱エネルギーを削減した。

補助金を使った経費

  • マッシュタンロイテル1台酵母タンク2台3番麦汁受付タンク1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 事業所全体の省エネルギー量は52.4kl/年。
  • 事業所全体の省エネルギー率は23%。
  • 削減コストは427万円/年。
  • 移設工事の中で省エネの設計・設備を効果的に導入し配置できたことで、大きな省エネ効果が上がった。
  • 原料処理工程の自動化を含めて、省エネ効果を生んだ。

事業者の声

製造設備の更新を含む移設工事の中で、省エネの設計・設備を効果的に導入し配置できたことで大きな省エネ効果が上がりました。

蒸留酒の製造では、原料加工と蒸留時に加熱と冷却によるそれぞれ大きな廃温水による熱ロスがありその回収が課題でした。

今回の設備更新工事により、原料処理工程の自動化を含めて大きな省エネ効果を生みました。

長野県の飲料・たばこ・飼料製造業
出典・注記

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