蒸気ボイラの効率化と熱融通で、省エネ率37.4%に

成果事業所全体の省エネルギー量は年間1,438klで、省エネルギー率は37.4%。

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この事例のポイント

  • 蒸気ボイラの効率化で熱に余力が生まれ、雪月花の熱を他の3棟に融通できるようになった。
  • 3年計画で、コジェネ・ボイラ・変圧器・照明などを順に高効率機器へ更新した。
  • 社長をトップとする施設改善委員会を社内に設け、省エネを継続的に進めた。

事業者のプロフィール

法人番号5220001015292
所在地石川県七尾市
業種宿泊業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 棟ごとに分かれた空調熱源4棟の空調熱源は、雪月花が蒸気吸収冷凍機と蒸気ボイラ、他の3棟が吸収式冷温水機で構成されていた。

やったこと

  1. 事業の内容七尾市の大型旅館で、社長を含む施設改善委員会を社内に設けて省エネに取り組んできた。3年計画で、ボイラや変圧器、照明などを高効率機器に替え、棟をまたいだ熱融通とエネルギー管理システムによる運用の最適化を行った。
  2. 蒸気ボイラの効率化と熱融通平成29年に蒸気ボイラの効率化を図った。これにより雪月花で作った熱(冷温水)を他の3棟に融通でき、大幅な省エネ化が可能になった。
  3. 機器の高効率化と運用の最適化コジェネの効率化、変圧器の集約、ポンプの変流量化、照明のLED化、エスカレーターの省動力化を進めた。エネルギー管理システム(EMS)も導入した。

補助金を使った経費

  • 蒸気ボイラ4台変圧器A2台変圧器B1台発電設備(ディーゼルコジェネ)2台エスカレーター5基照明約1万台冷温水機2台冷温水ポンプA2台冷温水ポンプB2台冷却塔2台熱融通ポンプ1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 事業所全体の省エネルギー量は年間1,438kl。
  • 事業所全体の省エネルギー率は37.4%。
  • 蒸気ボイラ(1台あたり)の消費量は564.8ℓ/hから253.4ℓ/hに減った。
  • エスカレーター(5基)の使用量は43.8千kWhから20千kWhに減った。
  • 照明(約1万台)の使用量は1,511千kWhから386千kWhに減った。
  • 省エネ大賞2021「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した。

事業者の声

弊社がそうでしたが、宿泊業は客室等の表側の改修には積極的ですが、裏側の設備更新には消極的で、老朽化した設備を使い続けている施設は少なくありません。

補助事業を上手く活用し、イニシャルコストを抑え、高効率な設備に更新を図れば、ランニングコストが下がり、その分をお客様に還元することができ、省エネによるお客様満足度の向上が可能であると本事業を通し実感いたしました。

石川県の宿泊業
出典・注記

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