リフォーム会社が提案書と完成イメージを生成AIで作り、成約率を上げる

成果提案書を作る時間:1件約5時間から約1時間半に

この事例のポイント

  • 提案まで1週間かかり、ほかの会社と比べられて負けることが多かった。
  • 画像の生成AIだけで作った完成イメージは「うちの家じゃない」と言われ、現地の写真に重ねる形に変えた。
  • 決まった提案書の書き方を下書きに入れ、成約率が28%から37%に上がった。

事業者のプロフィール

事業内容住宅のリフォームの会社
所在地茨城県
業種建設業
従業員数従業員10名

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 提案書と完成イメージは1件5時間ほどかかり、営業3人が夜や休日に作っていた。
  • 現地調査から提案まで1週間かかり、その間にお客さんがほかの会社の提案で決めてしまうことが多かった。営業の1人は「比べられる前に出せれば勝てるのに」とこぼしていた。
  • 完成イメージは外の制作会社に頼んでいて、1件2万円ほど、届くまでに4日かかっていた。

やったこと

  1. 最初は画像を作る生成AIだけで完成イメージを作ったが、窓の位置や柱の数が実際と違い、お客さんに「うちの家じゃない」と言われた。
  2. 現地調査で撮った写真の上に、選んだ床材や壁紙を重ねて完成イメージを作る形に変えた。
  3. 現地調査のメモから、生成AIが提案書の文と工事の流れ、よくある質問への答えを下書きする仕組みを作った。
  4. 入社5年目の営業が、過去2年の提案書のうち決まった68件と決まらなかった52件を読み比べた。決まった提案書には「工事中の暮らし方」が書いてあることが多く、下書きにその項目を入れた。

事業の効果

  • 提案書を作る時間:1件約5時間から約1時間半に
  • 現地調査から提案までの日数:約7日から2日に
  • 成約率:28%から37%に
  • 完成イメージの外注がなくなり、年に約100万円の外注費が減った。営業が夜や休日に提案書を作ることはほぼ無くなった

今後の展望

お客さんが選んだ内容を見積とつなぎ、提案と見積を同じ日に出せるようにする。

同じ使い方に補助金は使える?

提案書と完成イメージを作る仕組みの構築は、省力化投資補助金(一般型)などが対象になりえます。新しい客層向けの事業として計画するなら新事業進出補助金も考えられ、御社の使い方が対象になるかは公募要領の条件で変わります。

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出典・補足

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