ものづくり補助金平成24年度青森県

射出成形技術の導入による微細化・高精度化に応える金型の製作

株式会社ソルテック 青森工場

この事例のポイント

  • 微細化・高精度化が求められるコネクタ用プラスチック金型の製作が課題となっている。
  • コネクタ類の成形品及び成形材料を選定し、金型構造や成形品の取り数を23種類に決定した。
  • 寸法精度を維持して連続成形できる成形材料と成形条件を求められた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ソルテック 青森工場
所在地青森県 墨田区
技術分野切削加工

事業の背景

近年、金型業界は顧客企業の海外展開によりグローバル競争が激化しており、生産活動では高品質・短納期・低コスト化が求められている。当社では、部品成形技術の導入、成形品の内製化、金型製作の高度化を図ることが重要であった。対象はデジタル家電や携帯電話用コネクタである。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度微細化・高精度化が求められるコネクタ用プラスチック金型の製作が課題となっている。
  • コスト・採算顧客企業の海外展開によりグローバル競争が激化し、高品質・短納期・低コスト化が求められている。
  • 新製品・新技術製品の高付加価値化と効率的な技術の確立が急務となっている。
  • 人手・技能製造技術の向上と金型企業としての守備範囲の拡大が必要である。

やったこと

コネクタ類の成形品及び成形材料を選定し、金型構造や成形品の取り数を23種類に決定した。型図及び部品図を作成し、モールドベースを発注した。研削盤、放電加工機、マシニングセンター等で金型部品を製作し、製作中及び製作後に寸法を測定した。その後、磨き等の仕上げと組立を行い、射出成形機を導入してトライ成形で成形条件を設定した。チェックリストに基づき成形品の検査と測定を行い、必要に応じて金型を修正・補修し、検証結果を設計・部品製作・組立の各工程にフィードバックした。

  • 加工機ファナック製 電動射出成形機 ROBOSHOT C-550iA

新しい製品・サービス:コネクタ用プラスチック金型及び成形品

事業の効果

寸法精度を維持して連続成形できる成形材料と成形条件を求められた。自社内で金型寸法と成形品寸法の差を確認できるようになり、ミクロンオーダーのコネクタ用金型の製作に対応できるようになった。トライ成形の検証結果を金型製作工程にフィードバックしたことで製作技術が高度化し、高精度な成形品の連続成形の見通しが立って量産化に向けた道筋ができた。

今後の展望

コネクタ市場は高機能化・小型化・高精度化が進み、コネクタ用金型も微細化・高精度化が求められている。本事業の成果により、主要取引先との取引がさらに増えることが期待される。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。