回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
木村アルミ箔 株式会社
成果作業者数 3名→1名
| 事業者名 | 木村アルミ箔 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市中央区 |
| 業種 | 非鉄金属製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,立体造形 |
| 従業員数 | 80人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1930年 |
昭和5年創業の銀紙屋として、アルミ箔から洋菓子などの包装材料を手がけてきた。平成19年に包装資材メーカーで初めてISO22000を取得し、食品安全と防除対策を整えた。平成20年に可食容器の開発を始め、海苔や昆布を使った食べられるうつわシリーズを展開している。欧米やアジアで日本食レストランが急増しており、海外輸出の拡大が期待されている。
抱えていた課題
やったこと
可食容器「食べれるうつわシリーズ」の生産を自動化するため、ターンテーブル式成形機とロボットを一体化した自動化システムを導入した。食材(海苔・昆布・大豆)を大阪ファクトリー(大阪市生野区)の成形機で丸抜きし、金型で成形してうつわに仕上げる工程を一体化した。丸抜き後のうつわをロボットで搬送し、独自開発のターンテーブル式成形機にセットする。成形機は2連式で、同時に2個ずつ自動成形できる。成形形状は丸型が中心で、四角など他の型は従来の手動成形機を使う。
| 加工機 | ターンテーブル式成形機 |
|---|---|
| ロボット | ロボット |
新しい製品・サービス:食べれるうつわシリーズ(可食容器)
作業者は3名から1名に削減され、省人化が実現した。リードタイムは60%短縮され、処理能力は従来の1.5倍になった。可食食器の低価格化とワンストップ生産を確立し、コストも低減した。食品の安全面の強化にもつながり、ロボットによる効率化で生まれた時間を社内のコミュニケーションに充てられるようになった。
今後は自動化システムを他製品へ水平展開し、全体の生産能力の向上を図る。国内外の販売を伸ばすとともに、飲食店向けの販売を拡大する。現在は北米、フランス、アジアの数か国に限られる海外輸出を、世界各国へ広げる計画である。
コスト低減だけでなく食品の安全面の強化もつながった
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分