ものづくり補助金平成27年度製造業大阪府

日本初の銀紙屋「よそとちゃうことせなあかん」食べられる料理カップで事業拡大

木村アルミ箔 株式会社

成果作業者数 3名→1名

この事例のポイント

  • 従来は丸抜き機と成形機を1台ずつ別々に使って加工しており、作業者が2名必要だった。
  • 可食容器「食べれるうつわシリーズ」の生産を自動化するため、ターンテーブル式成形機とロボットを一体化した自動化システムを導入した。
  • 作業者数 3名→1名。作業者は3名から1名に削減され、省人化が実現した。

事業者のプロフィール

事業者名木村アルミ箔 株式会社
所在地大阪府 大阪市中央区
業種非鉄金属製造業
技術分野製造環境,立体造形
従業員数80人
資本金1,000万円
設立1930年

事業の背景

昭和5年創業の銀紙屋として、アルミ箔から洋菓子などの包装材料を手がけてきた。平成19年に包装資材メーカーで初めてISO22000を取得し、食品安全と防除対策を整えた。平成20年に可食容器の開発を始め、海苔や昆布を使った食べられるうつわシリーズを展開している。欧米やアジアで日本食レストランが急増しており、海外輸出の拡大が期待されている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能従来は丸抜き機と成形機を1台ずつ別々に使って加工しており、作業者が2名必要だった。
  • 生産能力手動の成形加工と包装までの工程が多く、可食食器の量産や低価格化が難しかった。

やったこと

可食容器「食べれるうつわシリーズ」の生産を自動化するため、ターンテーブル式成形機とロボットを一体化した自動化システムを導入した。食材(海苔・昆布・大豆)を大阪ファクトリー(大阪市生野区)の成形機で丸抜きし、金型で成形してうつわに仕上げる工程を一体化した。丸抜き後のうつわをロボットで搬送し、独自開発のターンテーブル式成形機にセットする。成形機は2連式で、同時に2個ずつ自動成形できる。成形形状は丸型が中心で、四角など他の型は従来の手動成形機を使う。

加工機ターンテーブル式成形機
ロボットロボット

新しい製品・サービス:食べれるうつわシリーズ(可食容器)

事業の効果

  • 作業者数 3名→1名

作業者は3名から1名に削減され、省人化が実現した。リードタイムは60%短縮され、処理能力は従来の1.5倍になった。可食食器の低価格化とワンストップ生産を確立し、コストも低減した。食品の安全面の強化にもつながり、ロボットによる効率化で生まれた時間を社内のコミュニケーションに充てられるようになった。

今後の展望

今後は自動化システムを他製品へ水平展開し、全体の生産能力の向上を図る。国内外の販売を伸ばすとともに、飲食店向けの販売を拡大する。現在は北米、フランス、アジアの数か国に限られる海外輸出を、世界各国へ広げる計画である。

事業者の声

コスト低減だけでなく食品の安全面の強化もつながった

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。