マイクロ流路チップ製造用高精度金型製作の設備導入と試作開発
数ミクロンレベルの精度が要求される加工に対応するため、暖機運転や補正に頼らず絶対的な精度を保てる立形マシニングセンタを導入した。
並木精密宝石株式会社 青森黒石工場
| 事業者名 | 並木精密宝石株式会社 青森黒石工場 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 東京都足立区 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 溶接 |
内視鏡下の治療機器や手術システムは小腸、気管支、動脈血管内などの診断・治療に使われ、技術革新は急速に進んでいる。観察方式はビデオ内視鏡式から超音波内視鏡式へ移行しており、近年は高分解能で断層観察が可能な光干渉(OCT)内視鏡式が登場し始めている。
抱えていた課題
やったこと
数値解析により、圧電素子に進行波が発生しやすい形状を設計し、振動部材、材質、電極パターンの形状を設計した。圧電素子は4種類を使用し、製品寸法に切削加工した。電極パターンは5個を直列配置し、スパッタリング装置で暫定目標の約500nmの膜厚を得た。切削加工した圧電素子は別途加工した振動プレートに接着し、加圧力を調整できる接着硬化治具を製作した。評価では、圧電素子の5か所の電極に150Vの電圧を順次印加し、振動プレートに約4.6μmの振幅の進行波が発生することを確認した。さらに評価ユニットのZ軸スライド機構で直動動作の発生力と移動速度を確認した。
新しい製品・サービス:内視鏡内蔵型の中空型マイクロ超音波アクチュエータ(光プローブの軸方向駆動用)
単層素子を用いる本方式は、積層素子に比べコストが1/10から1/100と安価で、量産が可能である。直動進行波による製品はきわめて稀だが、本事業で直動進行波によるアクチュエータの動作を現物で確認できた。光ファイバーを回転させないため捩れが解消され、回転ムラのない鮮明な画像が得られる効果が期待できる。
内視鏡内蔵型のZ軸駆動アクチュエータの完成に向け、2mm以下への小型化と推力向上を大学機関の指導を受けて追加開発する。医療機器の認証を取得し、国内及びアメリカの顧客を対象に2年計画で製品化を目指す。
数ミクロンレベルの精度が要求される加工に対応するため、暖機運転や補正に頼らず絶対的な精度を保てる立形マシニングセンタを導入した。
医師、患者、医療機器販売業者から既存機器の課題や改良点を聞き取り、その内容をもとに開発仕様を作成した。
厨房用鉄器を高周波電気炉で溶製し、片状黒鉛鋳鉄の炭素量を3.5%から4.0%に、ケイ素量を2.4%から3.3%に変更して黒鉛形状がA型、C…
効果:ショットブラスト処理により鋳肌表面の黒鉛開口が閉塞し、泡欠陥の発生が低下した。