ものづくり補助金平成24年度秋田県

設備投資及び多能工育成による受注対応力向上と小ロット製品の生産拡大

秋田ファイブワン工業株式会社

成果サンプル・先行見本の裁断時間 120分/人→20分/人

この事例のポイント

  • 小ロットや格子柄の生地裁断に時間がかかり、サンプルや先行見本の裁断スピードを上げる必要があった。
  • 小ロットや格子柄の生地裁断のスピードアップと特殊ミシン導入による多能工化を進めるため、自動裁断機と特殊ステッチミシンを導入した。
  • サンプル・先行見本の裁断時間 120分/人→20分/人。サンプルや先行見本の裁断時間が120分/人から20分/人へ大幅に短縮された。

事業者のプロフィール

事業者名秋田ファイブワン工業株式会社
所在地秋田県 秋田市
業種繊維工業
技術分野切削加工
従業員数105人
資本金8,000万円
設立1975年

事業の背景

秋田ファイブワン工業は大手アパレルや百貨店、有名デザイナーズブランドの高級スーツ、ジャケット、コート、カジュアルなどを幅広く製造している。取引先は100社以上で、個性的なブランドの最先端の素材やデザインの要望に応えて技術力を磨いてきた。海外生産が広がるなかでも国内生産にこだわり、高級ブランドからの小ロット、多品種の加工依頼は増加傾向にある。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力小ロットや格子柄の生地裁断に時間がかかり、サンプルや先行見本の裁断スピードを上げる必要があった。
  • 人手・技能特殊ミシンを使える多能工が少なく、多品種生産に対応する人材を育てる必要があった。
  • 品質・精度高額な生地の裁断で必要な長さの見積り精度を高め、無駄を減らす必要があった。

やったこと

小ロットや格子柄の生地裁断のスピードアップと特殊ミシン導入による多能工化を進めるため、自動裁断機と特殊ステッチミシンを導入した。自動裁断機にはプロジェクターとカメラを設置し、正確な柄合わせとスピーディーな裁断を可能にした。これにより高額な生地を一枚ずつ精密に裁断でき、必要な生地の長さと見積りの精度が高まり、コスト削減にもつながった。特殊ステッチミシンは手縫いのような高級感を出しながら高速に飾りステッチを入れられ、製品の付加価値と多品種生産の効率を高めた。

  • 加工機自動裁断機特殊ステッチミシン

事業の効果

  • サンプル・先行見本の裁断時間 120分/人→20分/人

サンプルや先行見本の裁断時間が120分/人から20分/人へ大幅に短縮された。特殊ステッチミシンの導入で製品の付加価値が高まり、取引先からの受注も広がった。設備導入は高付加価値製品の受注増や新たな多能工の育成につながり、雇用の拡大を促している。

業種と困りごとが近い成果事例

東京都平成24年度

不良率の低減とコストダウンの確立

スマートメーター専用の治具を開発し、部品ごとに治具形状と掛け数を同期化することで、同一電流量での多品種部品のめっき加工を可能にした。

効果:生産量 100%→130%

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。