ものづくり補助金平成24年度山形県

航空宇宙機器部品加工における生産量拡大要請の顧客ニーズに対応する体制の構築

八千代田精密株式会社

この事例のポイント

  • ボーイング787の増産要請に対し、現行設備では月産14機以上への対応が困難である。
  • 量産に対応するため、新規機械設備として5軸マシニングセンターを導入した。
  • 5軸マシニングセンターの導入により、複雑形状の部品を量産できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名八千代田精密株式会社
所在地山形県 米沢市
業種一般機械器具製造業
技術分野発酵
従業員数39人
資本金2,000万円
設立2000年

事業の背景

航空機業界では今後20年間で民間旅客機の生産が右肩上がりに増える見通しで、ボーイングとエアバスの2社で32,000機から33,000機の新造機が生産される計画とされている。当社は創業以来の取引先である富士重工業株式会社から、ボーイング787の量産決定に伴い生産量拡大の要請を受けた。ボーイング787は現在月産10機で推移しており、2年後に12機、4年後に14機、将来は16機まで増産される予定である。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力ボーイング787の増産要請に対し、現行設備では月産14機以上への対応が困難である。
  • コスト・採算航空機は受注型産業であり、設備投資なしには仕事量を確保できない。

やったこと

量産に対応するため、新規機械設備として5軸マシニングセンターを導入した。現行設備の代替え機としての要素も含めて導入し、コスト削減と生産性向上を目指した。導入後は複雑形状の部品加工の量産が可能になり、無人加工時間が増えたことでコスト削減と生産性向上が図られている。

事業の効果

5軸マシニングセンターの導入により、複雑形状の部品を量産できるようになった。無人加工時間が増えたことでコストが削減でき、生産性も向上している。当初計画した成果はまだ十分にあがっていないが、徐々に現れてきている。最先端の性能で対応可能であることを示し、今後も受注を確保するため新機種導入を計画していく必要がある。

今後の展望

航空機は約50年間同じ部品を作り続ける可能性があるため、20年後、30年後、50年後を見据えて体制を整え、受注量を確保していく必要がある。今後も確実に受注し、取引先のコスト削減要求に対応するため、新機種導入を計画していく必要がある。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。