自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社鈴大工業
成果ステンレス加工で15%の時間短縮
| 事業者名 | 有限会社鈴大工業 |
|---|---|
| 所在地 | 秋田県 由利本荘市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 600万円 |
| 設立 | 1979年 |
当社は昭和54年に由利本荘市で創業した金属切削加工業者で、6台のマシニングセンタを保有している。取引先は産業機械・半導体・光学・自動車業界から食品機械・空圧制御機器メーカーまで多岐にわたる。アルミ・ステンレス・鉄材の量産品を得意とする。当初は電気機械器具製造業として設立し、フレキシブル基板のプレス加工から検査までを業務としていたが、業界の需要構造の変化に伴い金属切削加工業に転換した。
抱えていた課題
やったこと
加工エリアを最大限に使った多数個取り・長時間運転での安定した高精度加工の実現と、各部品の最適な切削条件の確立を目指し、縦型マシニングセンタとCAD/CAMを導入した。マシニングセンタでは想定される10パターンをテストし、最適加工条件を確定させた。主軸の刃先からクーラント液が供給されるスピンドルスルークーラントを採用し、冷却・潤滑・切屑除去を可能にした。これにより工具寿命の延長と良好な加工面を実現した。
| 加工機 | 縦型マシニングセンタ |
|---|---|
| ソフト | CAD/CAM |
| その他 | スピンドルスルークーラント |
新規設備の導入により加工条件の最適化・加工精度の向上・加工時間の短縮が進み、生産能力が向上した。ステンレス加工で15%、アルミ加工で10%の時間短縮を実現した。主要顧客である半導体関連の増産要請に応えられたほか、航空関連および医療機器関連の顧客にも事業成果をアピールして取引を拡大した。設備導入によりコスト競争力が強化され、海外単価での発注依頼に対応するコスト要請にも応えられている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
旧型マシニングセンタの精度不足を解消するため縦型MCとCAD/CAMを導入したとあり、既存の加工課題との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
半導体関連の増産要請に応え、航空・医療機器分野にも事業成果をアピールして取引を拡大したとあり、市場動向と自社の加工力を結びつけた記述がある。
精度不良率や加工時間の課題を認識し、加工時間をステンレス15%、アルミ10%短縮したと具体的数字で成果を示している。
加工時間の短縮率は示されているが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の判断材料は限定的。
従業員5人の会社で6台のマシニングセンタを運用しているとあるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の記述はわずかにうかがえる程度。
半導体製造装置向け高精度部品という顧客ターゲットと、海外単価の発注に対しコスト競争力で応えられている点が示されている。
導入後の課題解決の流れは示されるが、中長期の検証や導入スケジュールは詳しく書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
半導体・ウエハー製造装置向けの高精度部品加工で、同分野の中で高精度化と短納期化により高付加価値を目指す内容が読み取れる。
半導体の国内回帰の動きに触れており、地域への波及効果や雇用創出の記述はわずかにうかがえる程度。
生産能力向上とコスト競争力強化が示されるが、補助金額に対する付加価値増加の数字は書かれていない。
CAD/CAMやスピンドルスルークーラントの導入は示されるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
半導体分野の国内生産回帰に対応する動きが示され、構造転換にわずかに関連するが、政策的な位置付けは明記されていない。
由利本荘市での創業と地域企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用や経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
社員全員の発想力を結集し、若い社員の柔軟な発想も活かしながら、顧客にとってのベストプラクティスを追求し続ける。
精度の高い製品を、より早く低コストで提供する
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
過去のクレーム異物を使って異物検出装置の能力データを収集し、生産能力のデータも収集した。
効果:異物混入率 0.01%→0%
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。