価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
大古精機株式会社
成果製作時間 10時間→8時間
| 事業者名 | 大古精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 栃木県さくら市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 塗装 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1947年 |
自動車メーカーの精密測定・加工に使うゲージやテンプレートは、主に中小零細製造業で製作されることが多い。近年は熟練技術者の高齢化、後継者不足、廃業などにより、同社への注文が増加している。これらのゲージは精度要求が高く、仕上げ加工に多くの時間がかかるため、製品によっては売値に対して製造原価が8割強となっていた。
抱えていた課題
やったこと
従来は切削、粗研削、手仕上げで加工していたゲージ製作に、ワイヤ放電加工機を導入した。導入した機械で切削、粗研削、仕上げ研削の工程を置き換え、ワイヤカット加工から手仕上げ加工へと工程を変更した。機器納入後、2014年4月から5月まで約2か月間、設備稼働のトレーニングと試運転を行った。その後、2014年6月から7月まで約2か月間、テスト加工と試作品加工を実施した。
試作品は従来工程で作ったものと同等の精度で製作できた。加工時間は10時間から8時間に短縮されたが、目標の3分の2の工数削減には届いていない。放電加工機の夜間自動運転も加味すると、加工納期の短縮も見込める。若手技術者は手仕上げ加工に集中して技術を継承でき、熟練技術者はより高度な加工に挑戦できるようになった。
今後5年間の売上計画は、従来工法と新工法の工数削減分を基に作成している。板ゲージ・テンプレートと丸ゲージの工期短縮により、1年目35万円、2年目45万円、3年目60万円、4年目60万円、5年目75万円を見込んでいる。今後は試作を繰り返して工数を削減し、目標の3時間短縮を目指す。
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
トランケーション総形電着砥石の技術を開発するため、デジタルマイクロスコープを導入した。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。