自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社シンセイ
| 事業者名 | 株式会社シンセイ |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 彦根市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
滋賀県彦根市で、金属やプラスチックの設計から加工、溶接、組立までを一貫して行っている。創業以来、マシニング加工やフライス加工を主力として事業を続けてきた。補助事業の前は、今まで自動車分野が売上の6割、ライン設備機械が4割を占めていた。
抱えていた課題
やったこと
NC旋盤とマシニングセンタの特徴を併せ持つ5軸複合加工機を導入し、加工工程の時間短縮と加工精度の向上を図った。複雑な形状の部品も加工できるようになった。あわせて三次元座標測定機(東京精密 SVA NEX)を導入し、接触式で穴径、穴位置、表面粗さを三次元的に測定できるようにした。測定精度は1マイクロメートルまで対応できる。測定機で途中工程の部品を検査し、取引先が求める品質まで確認できる体制を整えた。
| 加工機 | 5軸複合加工機 |
|---|---|
| 検査測定 | 三次元座標測定機 SVA NEX |
5軸複合加工機の導入により加工工程の時間が短縮され、加工精度も向上した。三次元測定機の導入により、取引先に品質を保証でき、不良率も下がった。品質意識も高まった。硬い材料やCFRPなどへの加工にも挑戦するようになった。新規のお客様が増え、売上額は導入後に約3割向上した。売上構造も変わり、ライン設備機械が6割、自動車分野が4割となった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に5軸複合加工機を導入し、その延長で三次元測定機を導入したことは読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明確に書かれていない。
取引先から品質保証を求められたことや、CFRPなど難加工材料への挑戦が書かれ、強みの活用はうかがえるが、市場動向の分析は書かれていない。
品質保証要求への対応や途中工程での測定による不良率低下が書かれ、課題と効果の関係は読み取れるが、高付加価値化の数値目標は示されていない。
売上額が加工機と測定機の導入後に約3割向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社員とのコミュニケーションに触れているが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は乏しい。
精度1マイクロメートルまで測定可能なこと、取引先から一層信頼されるようになったことなど、製品の価値と選ばれる理由が具体的に書かれている。
CFRPや硬い材料への挑戦という方向性はうかがえるが、導入後の遂行スケジュールや課題解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
CFRPなど難加工材料への挑戦や多品種少量生産への移行は書かれるが、分野の普及度や高価格化の水準は示されていない。
半導体、電子、医療、造船など多岐にわたる分野への広がりがうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の記述はない。
売上額が約3割向上し新規顧客が増えたと書かれ、費用対効果の一端はうかがえるが、投入額との比較は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
CFRPなど新たな材料分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
滋賀県彦根市に立地することは書かれるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
5軸複合加工機と3次元測定機を導入することで、品質精度・工程時間短縮などの技術面以外に様々な相乗効果が得られました。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件