ものづくり補助金平成24年度神奈川県

エレベーター部品の材料切断から穴明け加工まで工程を一貫生産することによる短納期の実現

上代工業株式会社

成果納期は半減することができている。

この事例のポイント

  • 中厚物の板金加工は得意だが、大きな金属板から部材を切り出す切削加工や穴あけ加工を外注していた。
  • 補助金を利用してマシニング装置を導入し、これまで外注していた切削加工や穴あけ加工を社内で行う体制を整えた。
  • 納期は半減することができている。機械加工の内製化により、切断から穴あけ加工まで一貫生産できるようになり、顧客から要望のあった短納期化を実現した。

事業者のプロフィール

事業者名上代工業株式会社
所在地神奈川県 川崎市
業種金属製品製造業
技術分野切削加工
従業員数35人
資本金5,000万円
設立1971年

事業の背景

当社は建設ビルのエレベータ部材の調達を中心事業としており、首都圏の建設現場に直結している点が強みである。納品先は都内を中心に神奈川、多摩、静岡、千葉に広がる。昭和43年に都内大田区で板金加工業として創業し、昭和48年8月に現在の場所へ移転した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力中厚物の板金加工は得意だが、大きな金属板から部材を切り出す切削加工や穴あけ加工を外注していた。
  • 納期・工程加工工程ごとに外注先が変わるため、外注先への移動などにより納期の短縮に限界があった。
  • 納期・工程建設現場ごとの寸法調整が必要で、顧客からは短納期化の強い要望があった。

やったこと

補助金を利用してマシニング装置を導入し、これまで外注していた切削加工や穴あけ加工を社内で行う体制を整えた。曲げ・溶接に加え、切断から穴あけ加工までを一貫生産できるようにした。導入後は補助事業期間中に試験的な作業を進めた。事業終了後には少人数体制で機械加工部門を立ち上げた。

事業の効果

  • 納期は半減することができている。

機械加工の内製化により、切断から穴あけ加工まで一貫生産できるようになり、顧客から要望のあった短納期化を実現した。場合によっては当日納品もできるようになった。納期は半減した。機械加工と溶接を一貫受注できるようになり、受注も増加している。今後は熟練度の向上が課題である。

今後の展望

機械加工と溶接を一貫受注できるので、新たな需要を取り込むことが可能になると考えている。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。