ものづくり補助金平成24年度長野県

微細精密金属プレス製品の生産工程効率化による価格競争力強化と受注拡大

株式会社エヌ・ピー・シー

成果約3割低減

この事例のポイント

  • 電子部品のプレス加工で国内生産を維持・拡大するには生産コストの低減が課題となっていた。
  • 高速精密プレス機を導入し、生産の自動化と新規付帯金型の開発により、取り個数と回転数を向上させた。
  • 約3割低減。高速精密プレス機の導入と金型開発により、プレス加工部品のコストを約3割低減できた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社エヌ・ピー・シー
所在地長野県 上伊那郡箕輪町
業種金属製品製造業
技術分野塗装
従業員数9人
資本金1,000万円
設立1998年

事業の背景

株式会社エヌ・ピー・シーは1963年創業の根橋製作所を含む根橋グループの一員で、電子部品を構成する金属部品のプレス加工と金型設計・加工を中心に事業を展開している。主な製品は金属キャップ、リードフレーム、複合成形部品、乾電池・2次電池部品である。取引先からは他社がやりたがらない難しい図面の依頼が多く、営業は行っていない。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力電子部品のプレス加工で国内生産を維持・拡大するには生産コストの低減が課題となっていた。
  • 納期・工程主要取引先の新規開発品の受注を得るには試作段階からの対応が必要だが、試作品の納期が長いことが課題だった。

やったこと

高速精密プレス機を導入し、生産の自動化と新規付帯金型の開発により、取り個数と回転数を向上させた。導入したプレス機はスイス・ドイツ製の世界トップクラスの精度を持つ機械である。短納期対応のプレス試作金型の開発と万能研削盤の導入を行い、製品の小型化と高精度化が必要な試作金型部品の作成を最短3日から最短1日に短縮できるようにした。金型の段取り、調整、メンテナンス時間を半減させた。

新しい製品・サービス:音鳴き対策用コンデンサの金属部品

事業の効果

  • 約3割低減
  • 試作金型部品の納期 3日→1日
  • 半減

高速精密プレス機の導入と金型開発により、プレス加工部品のコストを約3割低減できた。試作金型部品の納期は最短3日から最短1日に短縮され、新規開発品の試作の短納期対応に貢献した。金型の段取り、調整、メンテナンス時間も半減し、新規開発品の量産受注獲得に優位性を得た。音鳴き対策用コンデンサの製造にも使われ、加工スピードアップとコストダウンを実現した。

今後の展望

今後は自動車への搭載も見込まれ、音鳴き対策用コンデンサの需要がさらに増えると期待している。

事業者の声

できる限り自動化を図り、少人数で仕事をすることがポリシー

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。