多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社エアロ
成果1日あたりのリベット検査本数 6,000本→6,500本
| 事業者名 | 株式会社エアロ |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 弥富市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 位置決め |
| 従業員数 | 368人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1997年 |
株式会社エアロは航空機の機体構造の組み立てを主力とし、多くの熟練作業者を抱えて、自社工場や大手機体メーカーの工場で胴体などを製造している。航空機産業では世界的な市場拡大により生産量が増える一方、中国など新興国メーカーとの競争も激しくなっている。同社は自動車産業向けに画像処理による部品検査システム「SPIA」を展開しており、展示会への出品をきっかけに取引先から航空機のリベット検査への適用を求められた。
抱えていた課題
やったこと
画像処理による部品検査システム「SPIA」の技術を応用し、航空機組立用リベットの寸法自動検査装置の開発に着手した。リベットの長さや軸径などの寸法、傷やクラックなどの外観、異物混入の三つを読み取るため、リベットを回転させながら合計3台のカメラで撮影する方式とした。撮影した画像はパソコンに転送され、リベットの形状や傷の有無からOKとNGを判定する。実証機の検査スピードは3.3秒に1本で、6時間稼働すると約6500本を確認できる計算となり、目視検査に近い水準に達した。現在は大手機体メーカーとの実証実験を重ねている。
新しい製品・サービス:航空機組立用リベット寸法自動検査装置
自動検査装置の導入により、リベットの寸法・外観・異物混入を機械で一括して検査できるようになる。検査品質が安定し、作業者の負担も軽減される。24時間稼働も可能となり、生産効率の向上が期待される。従来の人手に頼る検査からの脱却につながる。
今後は大手機体メーカーとの実証実験を重ね、現場への導入を進める。将来的には自社の組み立て作業への導入も検討している。
さらなる検査スピード向上に取り組んでいる
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
水溶性の塗料に電気を流して金属の代わりに塗料を付ける、めっきと同じ原理の電着塗装を導入した。
スマートメーター専用の治具を開発し、部品ごとに治具形状と掛け数を同期化することで、同一電流量での多品種部品のめっき加工を可能にした。
効果:生産量 100%→130%