自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
阿形工業株式会社
成果リードタイム 1日→0.5日
| 事業者名 | 阿形工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 菊川市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1974年 |
同社は射出成形と板金加工を行い、自動車のコネクタ部品や配電盤の扉、メーターパネル等を製造している。成形加工の分野で31年の実績があり、熟練工の技術と多様な射出成形機の保有を強みとしている。自動車業界ではハイブリッド車や電気自動車の普及によりワイヤーハーネスの搭載数が増加しており、その先端のコネクタにも高い精度が求められている。
抱えていた課題
やったこと
同社はコネクタ6面画像検査装置を導入し、設備メーカーと検査装置の機能・性能について協議を重ねた。同装置は超深度カメラを搭載し、対象物全体にピントを合わせるとともに斜めの角度から撮影することで、人の目に近い検査を行える。射出成形後の部品を即時に検査装置にかけられる工程とし、検査の自動化に取り組んだ。補助事業終了後には、コネクタ以外の複数の製品に対応できる改良型の検査装置を導入した。
| 検査測定 | コネクタ6面画像検査装置 |
|---|---|
| 検査測定 | 改良型の検査装置 |
新たな検査装置の導入により、射出成形後の部品を即時に検査できるようになり、検査待ちの在庫が大きく減少した。リードタイムは1日から0.5日に短縮し、目視によるヒューマンエラーもなくなった。さらに外注の削減や自動化で生じた余剰人員を他の製造工程に配置転換でき、生産性が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
31年間の成形加工実績と熟練工・多様な射出成形機の保有が強みとして書かれ、検査自動化がその延長にあることがうかがえる。
多様な顧客ニーズへの対応力と自動車メーカーの短納期化・低価格化への対応が急務と書かれ、外部環境と強みの関係が読み取れる。
目視検査が生産のボトルネックで、不良の見逃しや外注増加が課題と明記され、検査装置導入で在庫減少とリードタイム1日から0.5日への短縮が示されている。
リードタイムが1日から0.5日に短縮、不良品見逃しが0になる見通しと具体的な数字が示され、付加価値向上の目標達成が見込めるように読める。
設備メーカーと協議を重ねたことはうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
自動車メーカーの品質要求や自動車部品の高精度ニーズが背景として書かれ、顧客ニーズの裏付けはあるが、ターゲットの整理は薄い。
検査装置の選定・検証、技術課題の解決、補助事業後の改良型装置導入と射出成形から検査までの一貫自動化という段階的な計画が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
ワイヤーハーネス向けの高精度コネクタ検査という分野が示されるが、普及度や市場内での高付加価値化の水準は明確に書かれていない。
自動車業界の電動化による需要増と地域企業の品質保全に触れるが、雇用創出や波及効果の記述は少ない。
リードタイム短縮、外注削減、余剰人員の配置転換という効果が具体的に書かれ、費用対効果がうかがえる。
超深度カメラと斜め撮影による画像検査装置を導入し、人の目に近い検査を実現したと具体的に書かれている。
ハイブリッド車・電気自動車の普及に対応する自動車部品の検査という方向性がうかがえるが、構造転換との関係は明示されていない。
菊川市に所在する地域企業であることは書かれるが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
データを蓄積して判別精度を向上させ、不良品の見逃しは0となる見通しが立った。今後は射出成形から検査までの一貫した自動化に取り組み、企業の優位性を高めていく。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程