多品種・小ロット鋳造製品の生産性向上のための設備投資事業
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
株式会社伊藤プラスチック工業
| 事業者名 | 株式会社伊藤プラスチック工業 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 大府市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | プラスチック成形加工 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1991年 |
主に自動車、家電製品、パチンコ台などに用いるプラスチック部品について、射出成形や溶着による加工を手がけている。小ロット多品種に対応しており、多い時は月に100種類ほどの部品を生産する。特に取り扱いが多いのは金属部品を金型内に挿入して一体成形するインサート物である。
抱えていた課題
やったこと
人型工業用ロボット「ネクステージ タイプC」(川田工業)を導入し、パーツフィーダーなどを含めて購入費用は約1800万円かかったが、そのうち約1000万円をものづくり補助金でまかなった。プログラムで動きを設定し、平成26年の夏ごろから現場で稼働させて自動車関連の機能部品を2品目作らせた。作業は、ロボットがパーツフィーダーから送られる四つの金属部品を左手で治具上にそろえることを4回繰り返す間に、右手で金型内の成形済み部品を取り出し、その後左手で四つの部品をまとめて金型に挿入し、右手で射出成形機のボタンを押して成形を実行するものである。ロボットがこれを1サイクル60秒でこなす。
ロボットは24時間稼働を続けられるため、部材の供給が続けば生産を継続できる。人手を他の複雑な作業に回せるようになったことが大きなメリットになっている。人間だと作業時間にムラが出て不良が出やすかったが、ロボットでは作業時間が安定し品質が安定した。一方で、プラスチックの加工賃でロボットの導入コストを回収することや、作業スピードの遅さが課題として残っている。
社長は今後もロボットを増やしていきたいと考えている。射出成形業界で人型ロボットを普及させるには、費用の低減と作業スピードの向上が鍵になりそうだ。
単純作業はロボットに任せ、 人手は人間にしかできない複雑な仕事にシフトする
公式の事例集より(原文のまま)
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ストレッチ糸や超極細糸、フィルム扇平糸のタテ糸つなぎに、結び目を安定して形成し一定張力でつなげるタイイングマシン(自動タテ糸つなぎ機)を導…
旋盤とフライスの複合加工機(オークマ製)を導入した。
効果:加工時間(1個あたり) 7分→5.4分