ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
オーエム機器株式会社
成果不良率の発生を約6割削減
| 事業者名 | オーエム機器株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山県総社市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 143人 |
| 資本金 | 6,480万円 |
| 設立 | 1973年 |
オーエム機器は住宅関連製品を分離して1973年に設立された研究開発型の製造業で、大型建築物のフロア関連商品が主力である。近年は国内の高齢化進展により、介護用手すりなどの福祉関連商品の生産量が増えている。福祉機器商品の売上高は2020年8月期に8億円まで拡大した。
抱えていた課題
やったこと
金属の板とパイプの双方を切断できる複合レーザー加工機を2016年に導入し、パイプをレーザーで切断する方式に切り替えた。導入前に2台の装置で合計五つあった工程を複合レーザー加工機に集約した。さらに、最大30センチメートル角を成形できる金属3Dプリンターを導入し、金型をつくらずに試作品を製作できるようにした。プレスブレーキ、パイプベンダー、溶接工程の産業用ロボットなどの加工機械も導入し、昨年からはパレタイズや協働型など複数のロボットも採用した。
| 加工機 | 複合レーザー加工機 |
|---|---|
| 加工機 | 金属3Dプリンター |
| 加工機 | プレスブレーキ |
| 加工機 | パイプベンダー |
| ロボット | 溶接工程の産業用ロボット |
| ロボット | パレタイズや協働型などの複数のロボット |
複合レーザー加工機によりパイプ切断時のバリ発生が抑えられ、不良率を約6割削減した。二台分の五工程を一台に集約したことで生産性は約3割向上した。金型をつくらず試作ができるようになり、開発から試作までの負担が軽くなった。今後は外部からの金属造形の受注を新事業として育成する計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
福祉関連商品の生産増加と開発から量産までの一貫対応が書かれ、事業の延長線上の取組と読めるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
高齢化による福祉商品ニーズ増加や一貫対応の技術力が強みとして書かれるが、競争環境や他社との比較は触れられていない。
バンドソー切断後のバリと生産量拡大時の工程ネックを課題に挙げ、複合レーザー加工機で工程を集約したと具体的に書かれている。
生産性は約3割向上、不良率は約6割削減と数字があるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社員数143人や工場3カ所の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力への言及はうかがえない。
福祉商品の床置き型で工事不要・移動が簡単という特徴と、ニーズ増加が書かれているが、ターゲット顧客の整理は薄い。
今後は外部から金属造形を請け負い新事業として育成する計画がわずかに書かれ、スケジュールや解決方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
福祉商品の売上高が2020年8月期に8億円まで拡大したと数字があり、高付加価値・高価格化の根拠は限定的である。
高齢化対応の福祉商品ニーズや新事業の育成がうかがえるが、経済波及効果や社会インフラへの言及はない。
複合レーザー加工機により不良率を約6割削減し、生産性を約3割向上させたと数字で効果が示されている。
金属3Dプリンターや協働型ロボットの導入が書かれ、デジタル技術の活用はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岡山県内で全国展開する地場中小製造業は少ないと書かれ、地域特性との関係はわずかにうかがえる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
外部から金属造形を請け負い、新事業として育成していく計画である。
若い社員も増え、加工技術知識の平準化が目的
公式の事例集より(原文のまま)
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本