ものづくり補助金平成25年度情報通信業北海道

精密農業に資する農業機械の高度化と低コスト化を実現する制御ソフト生成ツール開発

株式会社ヴィッツ

この事例のポイント

  • 作業機メーカーには専属の電子制御技術者が少ない。
  • プログラムを書かずに電子制御ソフトを生成する制御ソフトウェアの自動生成ツールを開発した。
  • プログラミングが不得意な制御エンジニアでも作りたい制御を電子化できるようになり、開発工数を大幅に削減できた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ヴィッツ
所在地北海道 名古屋市
業種情報サービス業
技術分野情報処理
従業員数130人

事業の背景

ヴィッツは愛知県に本社を置く組込みソフトウェアの研究・設計・開発企業で、欧米を中心にリアルタイムオペレーティングシステムの研究開発などを手がけてきた。農業分野では高齢化と担い手不足が進み、自動化や省力化のための高度な制御機能が求められている。大型農業機械では異なるメーカー間で接続・制御できるISOBUS方式が採用されつつあり、電子化が進んでいる。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 人手・技能作業機メーカーには専属の電子制御技術者が少ない。
  • コスト・採算制御ソフトウェア開発には工数とコストがかかり、作業機の価格を押し上げる。
  • 品質・精度生成したソフトウェアをそのまま実機に投入すると、機器の破損や誤作動で人に危害が及ぶおそれがある。

やったこと

プログラムを書かずに電子制御ソフトを生成する制御ソフトウェアの自動生成ツールを開発した。パソコン画面上のツールを用いて作業機に組み込む制御ソフトを自動生成でき、制御基板に合わせたライブラリ(再利用可能な複数のプログラムを集約したもの)を用意することで、アプリケーションごとの制御ロジックをプログラミングレスで開発できるようにした。また、生成したソフトを実機に投入する前に、入力の不備や漏れといったバグを机上でシミュレートする制御ソフトウェア検証環境システムを開発した。

  • ソフト制御ソフトウェア自動生成ツール制御ソフトウェア検証環境システム

新しい製品・サービス:制御ソフトウェア自動生成ツールおよび制御ソフトウェア検証環境システム

事業の効果

プログラミングが不得意な制御エンジニアでも作りたい制御を電子化できるようになり、開発工数を大幅に削減できた。開発コストも低減でき、作業機の価格を下げられるため農業生産者にもメリットがあると見込まれる。開発部門では、研究開発を自ら決められることで従業員のモチベーションや担当者のスキルも上がるとしている。

今後の展望

操作方法の直感性には改善の余地があり、よく用いる制御ロジックをライブラリ部品として提供すれば使い勝手が向上できると考えている。今後も大きな付加価値を提供し、日本の産業の活性化に寄与したいとしている。

事業者の声

まず、制御ソフトウェアの自動生成ツール。これは作業機に組込む制御ソフトウェアをパソコン画面上の「ツール」を用いて、自動生成するソフトウェアです

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。