自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
千陽工業有限会社
成果曲げ加工の作業時間 100%(従来=100)→66.7%(従来=100)
| 事業者名 | 千陽工業有限会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 八戸市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1988年 |
当社は昭和63年の創業以来、漁船を中心に水配管、油配管、蒸気配管、冷蔵庫用冷媒配管などの船舶用配管を、材料選定から加工、組み立て、最終検査まで一貫して製造・施工している。主に東日本沿岸地域の造船会社から受注している。船舶の大型化や設備の効率化、コンパクト化が進み、配管製作では造船会社から短納期が求められている。
抱えていた課題
やったこと
最新型のパイプベンダーを導入し、曲げ加工を自社で行えるようにした。パイプベンダーは金属パイプを曲げる機械で、リンク機構のフランプ方式により確実に曲げ加工を行える。曲げ角度をタッチパネルに入力でき、曲げ条件に応じた多数の曲げ角度を記憶できる。対応するパイプ径は17mmから60mmまでである。曲げ加工によって溶接箇所を減らし、強度を確保できるようにした。
新しいパイプベンダーの導入により、従来の機械より精度とスピードが向上し、入力した角度に近い加工が行えるようになった。曲げ加工の作業時間は従来の3分の2に短縮され、人件費の削減も可能になった。手作業より精度が上がったため、顧客の細かな要望にも応えやすくなった。自社で曲げ加工を行えるようになり、低コスト・短納期での提供が実現し、受注できる仕事量も拡大して売上が増えた。
多様な材質(パイプ、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅など)の加工が可能という強みを活かし、既存受注の拡大と新規顧客の開拓を目指す。食品、燃料、製紙、空調などの新規分野を開拓し、船舶以外の製作分野へ進出するため、ビジネスマッチングや展示会に積極的に参加する。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。