自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社高松鉄工所
成果マイクロ程度であったものが、導入後は8マイクロにまで大幅に向上
| 事業者名 | 株式会社高松鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 宮城県 |
| 業種 | はん用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 設立 | 1919年 |
大正8年(1919年)の創業以来、様々な漁労機械を扱い、宮城県をはじめ全国の漁労改善に取り組んできた。ウインチなど漁労設備の設計・製作を主力としている。漁船や漁網の大型化、漁船員不足や高齢化を補う漁の効率・省力化のニーズから、ウインチは年々大型化している。
抱えていた課題
やったこと
大型旋盤機を導入し、手作業に頼っていた大型ウインチの部品加工を機械で行えるようにした。これにより作業員の錬度に左右されない製造を実現した。ベアリング挿入箇所面の仕上がり精度はマイクロ程度から8マイクロにまで向上した。ベアリング外径の仕上がり精度も0.1ミリから0.02ミリへと向上した。
| 加工機 | 大型旋盤機 |
|---|
大型旋盤機の導入により、ベアリング挿入箇所面やベアリング外径の仕上がり精度が大幅に向上した。組み立て時の微調整が不要になり、製造作業の短縮もあって製品完成までの時間を大幅に削減した。製作時間の短縮により納期短縮と製造コストの低減も実現した。導入3カ月後には第1号を納品している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1919年創業以来の漁労機械の取扱いから主力を漁労設備の設計・製作へ転換した経緯があり、大型ウインチ製作の延長として位置付けられている。
漁船や漁網の大型化、排他的経済水域への対応という外部ニーズを捉えているが、競争優位の根拠は設計から修理まで請け負う点にとどまる。
手作業による技量差と組立時の微調整が製造時間のロスになるという課題を具体的に示し、大型旋盤導入で解決を図っている。
今後の付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、導入後の精度向上と製造期間短縮という実績のみが示されている。
社内の人材や事務処理体制の記述は少なく、津波被災後に半年で操業を再開した経緯から実行力はうかがえる程度。
漁船員不足や高齢化に対応する大型ウインチという製品価値と、漁業従事者の省力化という顧客ニーズが明確に述べられている。
導入3カ月後に第1号を納品したことは書かれているが、中長期の検証や今後の遂行スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ベアリング挿入面の仕上がり精度が8マイクロ、外径が0.02ミリという高精度化は示されるが、市場での普及度や価格水準の記述はない。
漁船員不足や高齢化を補う漁労設備の省力化、地元宮城県の漁業再建への貢献など、社会的な意義は述べられている。
製作時間の大幅短縮と製造コストの低減が述べられているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
大型旋盤導入による加工精度向上は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献の記述は乏しい。
排他的経済水域の設定や漁船代替え推進という時流に乗る動きは書かれるが、産業構造の転換に関する記述は限定的。
宮城県の地元漁業を支えてきた事業であり、津波被災からの再建も示されるが、地域経済への波及効果は数値で示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製作時間短縮によって、納期の短縮と製造コストの低減も実現できました。導入3カ月後には第1号を納品しています
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
カップ投入機を導入し、手作業で行っていた具材の充填から空になったカップの回収までの一連の工程を自動化した。
効果:作業員数 5名→2名
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分