ものづくり補助金平成25年度製造業山形県

粉砕機の導入による米ぬか加工食品量産化体制の構築

三和油脂株式会社

この事例のポイント

  • 現有の生産設備では大手製粉メーカーからの2〜3倍の納品要望に応じる数量を生産できず、採用のチャンスを逃すおそれがあった。
  • 圧搾脱脂米ぬか気流粉砕機を導入し、米ぬかのパウダー加工製造の生産体制を充実させた。
  • 脱脂米ぬか粉砕分級機の導入により生産能力を約3倍に引き上げることができた。

事業者のプロフィール

事業者名三和油脂株式会社
所在地山形県 天童市
業種食料品製造業
技術分野製造環境
従業員数100人
資本金1億円
設立1949年

事業の背景

当社は米ぬかから搾油した米油を約70年間製造販売しており、低温圧搾法が強みである。米ぬかは玄米の栄養素の8割を含むが、通常は飼料用や肥料用にしか使われてこなかった。食品用途の規格をクリアした米ぬか加工食品(パウダー)が大手製粉メーカーの原料に採用され、納品数量の2〜3倍の要望を受けている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力現有の生産設備では大手製粉メーカーからの2〜3倍の納品要望に応じる数量を生産できず、採用のチャンスを逃すおそれがあった。
  • 品質・精度パウダー加工する米ぬかは残脂が高く、炒度の均一性や衛生規格、風味を保った微粉砕には高度なプロセスが必要だった。

やったこと

圧搾脱脂米ぬか気流粉砕機を導入し、米ぬかのパウダー加工製造の生産体制を充実させた。これにより、炒度の均一性、衛生規格、風味などの高品質な製品を量産化できるようにした。さらに脱脂米ぬか粉砕分級機を導入し、生産能力の向上を図った。

  • 加工機圧搾脱脂米ぬか気流粉砕機脱脂米ぬか粉砕分級機

新しい製品・サービス:玄米生まれの健康素材「ハイブレフ」

事業の効果

脱脂米ぬか粉砕分級機の導入により生産能力を約3倍に引き上げることができた。ハイブレフは大手製粉会社がコンビニで販売する自社ブランドのパン原料のミックス粉に採用された。他社からも採用の意向が伝えられている。高品質な米ぬか加工食品を量産できる体制が整った。

今後の展望

今後は家庭向け商品の充実を図り、シリアルや菓子ミックスなどの米ぬか加工食品を展開していく。また、国内販売に加えて海外への輸出展開を目指す。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。