ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
三恵工業株式会社
| 事業者名 | 三恵工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県 八潮市 |
| 業種 | ゴム製品製造業 |
| 技術分野 | 複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
同社は電気絶縁用の保護具や防具の製造販売を行い、1994年10月に八潮市に設備を新設して低圧絶縁用手袋を製造してきた。従来の絶縁手袋は天然ゴム製が一般的だったが、同社はポリウレタン素材の製品で耐摩耗性や耐油性に優れている点を特徴としていた。東京電力配電工事協力会の各社など電力関係の顧客が中心で、その後ハイブリッド車や電気自動車の登場に伴い自動車メーカーからもニーズが生まれ、太陽光発電パネルの設置業者からも細かな作業ができる手袋が求められるようになった。
抱えていた課題
やったこと
旧理研ビニル工業(現リケンテクノス株式会社)と共同で、天然ゴムに劣らない絶縁性を実現するスチレン系エラストマー(ゴム弾性体)を開発した。INシリーズは手袋表面にポリウレタン、内側にスチレン系エラストマーを使った二層構造とし、低圧(AC600V、DC750V以下)の電気絶縁手袋として仕上げた。さらに絶縁手袋の上から伸縮性のある背抜き手袋を着けられるようセット販売とし、作業者の指にぴったり装着できるフィット性を高めた。手袋の乾燥工程を半自動化する製造装置を導入し、有機溶剤を加熱する際に発生するVOCガスを作業員が直接浴びずに済むようにした。
| 加工機 | 手袋の乾燥工程を半自動化する製造装置 |
|---|
新しい製品・サービス:INシリーズ:表面にポリウレタン、内側にスチレン系エラストマーを使った二層構造の電気絶縁手袋で、背抜き手袋との組み合わせによりフィット性を高めた製品
ものづくり補助金で導入した製造装置により手袋の乾燥工程が半自動化され、量産化が可能になった。INシリーズは作業者の指にぴったり装着でき、細かな指先の作業にも対応できるようになった。乾燥工程で作業員がVOCガスを直接浴びなくて済むようになり、作業環境が改善された。INシリーズの売れ行きは発売後数年で上向きに転じている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1975年に電気絶縁用保護具の製造販売を始めた経緯は読めるが、今回の手袋開発との経営戦略上の位置付けは書かれていない。
ハイブリッド車や太陽光発電業者など市場ニーズが挙げられ、ポリウレタン製である点が強みとして示されているが、競争優位の具体性は薄い。
細かな端子やビスをつかむ作業ができないという課題が示され、二層構造で解決する流れは読み取れるが、高付加価値化の見通しは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員数8人で量産化を実現したとあるが、体制や事務処理能力の具体的な記述はわずかにうかがえる程度。
手袋を薄くすると絶縁性能が不安定になる課題や、ビスをつかむフィット感など、顧客ニーズと製品の価値が具体的に読み取れる。
背抜き手袋で汚れた分だけ交換できる点は示されるが、中長期の遂行方法やスケジュールの記述は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
天然ゴム製が一般的な中で、ポリウレタン素材とスチレン系エラストマーの二層構造を採用し、天然ゴムに劣らない絶縁性を実現した点が読み取れる。
太陽光発電や電気自動車など社会的需要の変化は読めるが、国が補助する積極的理由(雇用創出や波及効果)は明示されていない。
ものづくり補助金で導入した装置により量産化を可能にし、VOCガスの暴露を防いだと書かれているが、費用対効果の数値は示されていない。
新素材の共同開発や製造装置の半自動化はうかがえるが、デジタル技術や地域・サプライチェーンへの貢献は記述されていない。
電気自動車や太陽光発電など成長分野への対応がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
八潮市での設備新設や電力工事会社との取引はうかがえるが、地域経済の牽引に関する記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
緑葉エキス(クロロゲン酸)入ウド甘酒ストレート飲料の専用製造ラインを新規に構築した。
効果:糖化製造時間 18時間→8時間
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。