溶解保持炉を低炭素工業炉に更新し、省エネ量13.8kl/年

✓ 経産省などの認定・選定

成果省エネルギー量は13.8kl/年、省エネルギー率は23.6%、削減コストは102万円/年。

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この事例のポイント

  • 設備寿命が迫った溶解保持炉を、補助金を活用できる時期に計画的に更新した。
  • 現場と事務部門が連携し、炉の更新サイクルを全社で共有している。
  • 工業炉は事業場の全使用エネルギーの50%を占めるため、その更新が省エネに効いた。

事業者のプロフィール

法人番号3200001007368
所在地岐阜県各務原市
業種金属製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 溶解保持炉の更新時期設備寿命が迫り、更新時期にある溶解保持炉があった。
  • 従来の省エネの限界工場集約後の省エネは蛍光灯や空調の入り切り、エア漏れチェックなどに限られ、7~8年で限界を感じた。

やったこと

  1. 事業の内容ダイカスト部品を製造する企業で、1959年に設立された。65tから670tのマシンを備え、金型製作から機械加工、検査、梱包・出荷まで必要な工程をそろえている。
  2. 低炭素工業炉への更新事業場の全使用エネルギーの50%を占める工業炉を、燃焼式の溶解炉である低炭素工業炉(能力0.15t/h)に更新した。現場と事務部門が連携し、省エネ補助金を活用できるスケジュールで計画的に行った。
  3. 段階的な設備更新平成29年度にアルミ溶解炉1基の高効率化更新と工場照明のLED化、平成30年度にコンプレッサ設備の高効率化、平成31年度に溶解保持炉1基の更新を行った。

補助金を使った経費

  • 低炭素工業炉1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は13.8kl/年。
  • 省エネルギー率は23.6%。
  • 削減コストは102万円/年(ガス利用額は1㎥当たり85.5円で算出)。
  • 社員の省エネ意識が高まり、日々の運用改善も積極的に行われている。
  • 生産性・品質の向上にもつながっている。

受けた国の認定・補助金

認定・届出

  • 障害者雇用優良中小事業主認定(もにす認定)厚生労働省・2022年3月

事業者の声

当社は2007年に今の場所に工場を集約し、エネルギー管理指定工場になりましたが、当初は蛍光灯や空調の入り切りの管理やエア漏れチェック等、ありきたりの省エネ取り組みしかできませんでした。7~8年経ってこれまでの取り組みに限界を感じ、高効率な設備への更新による抜本的な改善を活動の柱とするべく舵を切りました。

当社は、現場と事務部門が緊密に連携しており、炉の更新サイクルを全社で共有しております。これにより、炉の更新を省エネ補助金が活用できるスケジュールで計画的に行うことができております。今後も工場の省エネルギー化と生産性や品質の向上のため、リース事業者等の支援・協力も受けながら計画的に投資を行って参ります。

岐阜県の金属製品製造業
出典・注記

今後の展望

今後も工場の省エネルギー化と生産性・品質の向上のため、リース事業者等の支援・協力も受けながら計画的に投資を行う。

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