取鍋の予熱をガスから電気式ヒーターに替え、省エネ率79.7%

✓ 経産省などの認定・選定

成果補助対象設備の省エネルギー量は年11.6kl、省エネルギー率は79.7%、削減コストは年80万円となった。

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この事例のポイント

  • 取鍋を予熱する工程で、ガスバーナーを電気式ヒーターに替えた。
  • 電気式は燃焼排気による熱損失がなく、加熱に要するエネルギー消費を大幅に削減した。
  • 補助対象設備の省エネルギー率は79.7%、削減コストは年80万円となった。

事業者のプロフィール

法人番号4080101005498
所在地静岡県伊豆の国市
業種金属製品製造業

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 予熱の熱損失取鍋の予熱にガスバーナーを使っていたため、燃焼排気が多く出てエネルギー損失が大きかった。

やったこと

  1. 事業の内容3Dプリンタで砂型を製作して鋳造する工場で、製造工程の注湯に使う工業炉を更新した。溶解炉で溶かした鋳鉄などを取鍋で注湯場へ運び、鋳型に流し込んでいる。
  2. 電気式ヒーターへの更新取鍋の予熱を電気式のモリブデンヒーターに替えた。取鍋内を均一に効率よく加熱でき、有効熱量の比率が大きく増えた。

補助金を使った経費

  • 低炭素工業炉(抵抗加熱式 加熱炉)1台経費の区分:設備費

事業の効果

  • 省エネルギー量は年11.6kl。
  • 補助対象設備の省エネルギー率は79.7%。
  • 削減コストは年80万円。
  • 熱効率はガスバーナーの6.35%から電気式ヒーターの92.80%に上がった。
  • 取鍋内を均一に効率よく加熱できるようになった。

受けた国の認定・補助金

補助金・助成金

  • 事業再構築補助金(第5回)中小企業庁・7,593万円
  • 事業再構築補助金(第8回)中小企業庁・3,537万円

事業者の声

溶解炉から溶湯を取鍋にて受ける際、取鍋をあらかじめ予熱することで溶湯の温度低下を極力抑えます。

弊社では、LPGプロパンガスによるガス式バーナーにて約1時間程度取鍋内側を加熱していますが、電気による電気式ヒーターで加熱できないか検討しました。

有効熱量:ガスバーナー10%に対して、電気式ヒーターは5%

熱効率:ガスバーナー6.35%に対して、電気式ヒーターは92.80%

大幅な省エネと効率化が図れることが期待できることから、導入に踏み込みました。

静岡県の金属製品製造業
出典・注記

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