回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
相場産業 株式会社
成果不良率 5%→0%
| 事業者名 | 相場産業 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 三条市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 3,500万円 |
| 設立 | 1963年 |
トルクレンチは製造業の生産現場でネジを適正なトルクで締めるための工具で、自動車産業の成長とともに市場が拡大してきた。大型トラックのタイヤ落下事故以来、整備工場でもねじ締めトルクの標準化が必要となり、トルクレンチの必要性が一層高まっている。業界からはトルクレンチ製造の量産化と低コスト化が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
従来は研磨ベルトとグラインダーを使い、3人の作業者が手作業でパーティングラインを取る研磨を行っていた。この研磨工程に自動研磨装置を導入し、手作業の研磨を自動研磨工程に切り替えた。さらに、材料のセッティング完了後に夜間の無人運転も可能になるかを検証した。
| 加工機 | 自動研磨装置 |
|---|
自動研磨装置の導入により、研磨工程の精度が安定し、不良がなくなった。量産化も1日あたり40%の増産が可能となった。研磨作業は3人から1人で行えるようになり、コスト削減が可能になった。取引先からの評価も得られ、他社との競争力が大きく向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
業界からの量産化・低コスト化の要望に応じた取組とあるが、過去の事業活動との一貫性や経営戦略上の位置付けは記載がなく、わずかにうかがえるのみです。
取引先より評価を受け競争力が格段に向上したとあるが、市場や自社の強み・弱みの分析は示されず、具体性は薄いです。
研磨工程の課題を3人作業・不良率5%と具体的に示し、自動化で1人作業、量産40%アップという成果まで記載されています。
量産化40%アップ、不良率の削減、5年後に初年度売上の3倍以上という数値目標が示され、実現の見通しも一定程度読み取れます。
作業者の人数に触れているのみで、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については記載がありません。
トルクレンチの需要拡大や整備工場での標準化ニーズは書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄いです。
研磨工程を自動化する方針は示されているが、遂行スケジュールや課題の解決方法の詳細は記載されていません。
公開されている事例からは読み取れません。
トルクレンチの市場拡大や標準化ニーズには触れているが、普及度や高付加価値化の水準を示す記述は乏しいです。
整備工場でのねじ締めトルク標準化の必要性は触れられていますが、波及効果や雇用創出への言及はありません。
従来の3人作業が1人になり不良率5%が0になったと数字で示されているが、補助金投入額との比較は示されていません。
研磨工程の自動化は記載されていますが、先端的なデジタル技術や新たなビジネスモデルの記述はありません。
自動車産業の成長に伴う市場拡大に触れているが、日本経済の構造転換への言及は明確ではありません。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製品の高品質化・標準化、量産化、納期短縮が可能となり、さらなる受注増が見込まれている。5年後に初年度売上の3倍以上を計画している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。