画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社ニッポンジーン
| 事業者名 | 株式会社ニッポンジーン |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 富山市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 技術分野 | バイオ |
| 従業員数 | 130人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1982年 |
主要取引先である試薬メーカーから、再生医療への応用を目的としたタンパク質試薬の製造依頼を平成26年に受けた。当社は大腸菌から抽出した研究用タンパク質試薬の製造で多くの知識とノウハウを持っていた。再生医療関連の装置・消耗品・サービスなどの市場規模は今後ますます拡大すると予想されている。
抱えていた課題
やったこと
富山市内に、補助金によりタンパク質の培養・精製に必要な設備を導入し、外部にアニマルフリーの生産環境を整備した。既存設備は動物由来材料で使用済みのためアニマルフリーと認められず、外部に環境を構えた。アニマルフリーの培養液を使用して大腸菌からタンパク質を生成し、遠心分離機でタンパク質を抽出する。エンドトキシンは日本薬局方の医薬品各条の値を参考に可能な限り低減することを目標としている。
新しい製品・サービス:再生医療向けのタンパク質試薬(少なくとも1種を平成27年度中に製品化予定、将来は十数種)、iPS細胞に投与するためのアニマルフリー化合物試薬
外部にアニマルフリーの生産環境を整備でき、研究が進展した。アニマルフリーの培養液を使うとタンパク質生成の結果にばらつきが出ることが分かり、現在は実験データを蓄積し安定生産に向けて理論化を試みている。医療応用を前提とした試薬製造の経験がなかった当社にとって環境構築の過程で多くの知識・経験を得られ、医薬品製造につながるノウハウを得た。
平成27年度中に少なくとも1種のタンパク質試薬を製品化し、品目を増やして将来は十数種の試薬を計画している。今後はこの環境での実験結果を活用し、iPS細胞に投与するためのアニマルフリー化合物試薬の製造にも着手したい。将来的には医薬品原料製造と同等レベルの試薬製造環境を整えたい。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%