回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社コーセー
成果生産量 1倍→2.7倍
| 事業者名 | 株式会社コーセー |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 香芝市 |
| 業種 | 化学工業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 2,500万円 |
| 設立 | 1998年 |
当社は敏感肌やアレルギーにやさしい低刺激性の家庭用洗剤「エルミー洗剤」を主力に、筆洗液や電車車両・機械部品洗浄用などの業務用洗剤を製造・販売している。現在アジア圏で販売している洗剤は高い洗浄力と安全性、低刺激性で数年にわたり高評価を受け、人気が高まっている。台湾・中国で先行販売している一部の洗剤について、日本・韓国・アメリカ・ベトナム等への販路拡大を目指している。
抱えていた課題
やったこと
生産工程のうち内容物の充填(ボトル詰め)とボトルのラベリング・ラベル貼り作業を機械化した。機械化後は一度に充填できる分量が大幅に増加したため、ボトルの規格修正・統一が必要となった。同規格・同金型でも成型メーカーごとに微妙なバラつきがあり、ラベル貼り機のスピード対応に誤差が生じて貼付位置が安定しなかった。そこで最適な充填リズムとセンサー位置の修正・検証を繰り返し、時間を要したがセンサー位置などを確定した。
| 加工機 | ボトル充填機 |
|---|---|
| 加工機 | ラベル貼り機 |
ボトル詰めとラベル貼りの機械化により生産量は従来の約2.7倍に向上した。センサー検知による位置決めが可能になり、ラベル貼りの個人差が解消されて製品の不良率が20%低減した。作業人員の削減により余剰人員を人手不足の工程に再配置するなど効率的な人員配置が実現した。海外市場では年間売上約1,000万円から5年目に約7,000万円、初年度20万個の出荷量を4年目に120万個へ拡大する計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に台湾・中国で販売実績があり海外展開は一貫しているが、経営戦略上の位置付けは事例に明記されていない。
アジア圏で高評価を得た敏感肌・低刺激性という強みを活かし、日本・韓国・アメリカ等への販路拡大を計画している。
生産能力不足という課題を認識し、手作業工程の機械化で生産量を約2.7倍にする具体的な解決策が示されている。
売上年間約1,000万円から5年目約7,000万円、出荷量初年度20万個から4年目120万個という数値目標が示されている。
従業員16名と記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の詳細は示されていない。
敏感肌・アレルギーにやさしい低刺激性という価値と、アジア圏での高評価というニーズの裏付けが示されている。
機械化後のラベル位置の安定化を、センサー位置の修正・検証を繰り返す方法で解決した経緯が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
敏感肌向け低刺激性洗剤はニッチな分野とされ、安心・安全へのこだわりによる差別化が示されている。
海外販路拡大による国内製造の強化をうかがわせるが、雇用創出や波及効果の具体的記載は乏しい。
生産量約2.7倍、不良率20%低減、余剰人員の再配置という数値で投資効果が示されている。
センサー検知による位置決めは自動化技術だが、サプライチェーン全体への貢献は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良県香芝市の自社工場で生産する方針が示されているが、地域の特性を活かした価値創出までは読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外市場でのシェア拡大を進め、年間売上を約1,000万円から5年目に約7,000万円とする。出荷量は初年度20万個から4年目に120万個とし、販売網を中国から韓国、アメリカ、ベトナム、ブラジルへ広げる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg