回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社 ジョアン
成果同等生産の作業時間 1倍→0.05倍
| 事業者名 | 有限会社 ジョアン |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 金沢市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 86人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1991年 |
地元食材を使った菓子等は多く販売されているが、食材の食感や味を残した商品はなく、高価格であった。当社は昭和63年に創業し、現在は店舗3店と自社工場の体制で地元密着を基本としている。多店舗化が進む中で、工場に求められる役割も変わってきていた。
抱えていた課題
やったこと
包餡機(包餡ロボット)を導入し、従来手作業であった小型菓子パンのライン化を進めた。包餡機の能力は平均20個/分で、6分で120個の生産が可能となった。ソフトクリームフリーザーを用いて地元食材を使ったソフトクリームを製造し、それを冷凍フィリングとして使った製品の適正テストを行った。冷凍フィリングの保管温度、フリーズ(冷凍)・リタード(解凍)の適正な時間と温度を試作品をもとに確認し、製造工程と商品管理の方法を整えた。
| ロボット | 包餡機(包餡ロボット) |
|---|---|
| その他 | ソフトクリームフリーザー |
新しい製品・サービス:地元食材を使用したソフトクリームと、それを冷凍フィリングとして使った小型菓子パン
包餡機を導入したライン化により、同等生産の作業時間が1/20になり、製造コストにも大きな差が生じることを確認した。地元産の原材料を使ったパン生地、菓子生地、フィリングを制作できた。冷凍フィリングを使った製品についても、製造工程と商品管理に沿って製造できることを確認した。これにより多品種生産と均質化、作業効率化が実現できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として自社工場建設や多店舗展開、地元食材の商品開発が書かれ、一貫性はうかがえるが経営戦略としての位置付けは明示されていない。
地元食材を使い食感や味を残した商品は他になく高価格だったと記載があり、競争優位の一端がうかがえるがその根拠は弱い。
手作業の小型菓子パンのライン化と働き方改革への対応が課題として書かれ、解決策として包餡機導入が示されている。
包餡機20個/分で6分120個、同等生産で作業時間1/20と具体的な数字が示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員数86人や多店舗運営が書かれるが、補助事業の遂行を担う体制や人材配置は具体的に書かれていない。
地元食材の風味や栄養価を維持する低価格商品という顧客像と狙いは書かれているが、ニーズの裏付けは薄い。
機械稼働率はまだ高められるので検討したいと課題に触れるが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地元食材を使った菓子は多いが食感や味を残した商品はないとし、高価格化を図る点がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
作業時間1/20という効率化の数字はあるが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の記載はない。
包餡機の導入で多品種生産と均質化が可能になったとあるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地元食材を活かした商品開発と地元密着の姿勢が書かれ、地域特性の活用はうかがえるが雇用や成長への効果は示されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
機械稼働率はまだ高められるので検討していきたい。工場では標準的な商品の供給を進め、各店舗では付加価値を付けてほしいと考えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分